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ピアノの前に座れば

子供の習い事の話。
習い事は楽しい時もあるけど、そうじゃない時もたくさんありますよね。

長女もバイオリンもう辞めたい、ボルダリングもう行きたくないとよく言っています。

「辞める=悪いこと」
ではないですが、もう少し基礎が身につくまでは続けて欲しいと思う気持ちもあり…
お友達に「今、バイオリンでこの曲やってるんだよ」とニコニコ話していたこともあるので、100%嫌ってわけでもないのかなぁと、様子を見ています。

それでも、練習は嫌なわけですから
「バイオリン練習するよ〜」
「ボルダリング行くよ~」
と言っても、返ってくるのは
「嫌〜!」
という返事。

本当に疲れている日はお休みするものの、毎日子供の言う通りにしていたら上達しませんよね。

そんなとき私がするのは
"私がピアノの前に座ってピアノの練習をはじめる"こと。
そうしたら不思議と、子供がススっとやって来て、楽器の準備をはじめるんです!

ボルダリングは
「体力つけたいから、取りあえず行ってみよう」
と言って連れて行くと、何だかんだ楽しくやっていることが多いですね。

子供を動かしたいときは、口だけでガミガミ言うよりも、親が先に動いている姿を見せる方がスムーズにいく気がしています。

私自身の経験ですが、習い事をずっと続けてきて良かったと実感したのは何十年後、大人になってからでした。

今、私が自力で長女の伴奏ができているのは長年の積み重ねの賜物なのですが、子供の頃は親に感謝するどころか
「はぁ練習嫌だ。ピアノ嫌だ。ゴロゴロしたい、ゲームしたい」
と不満タラタラで、練習をサボりまくっていました…。

むしろ私に比べたら長女は本当によくやっているし、練習したくない、遊んだりYouTube観たいって思うのはホント自然な感情なんですよね。

十年、二十年先を考えて行動するのは、大人でもなかなか難しいです。
私も、子供のことだけではなくて、自分自身の人生に対しても、十年先を考えながら音楽や仕事を楽しんで行きたいと思います♪

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