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そして誰もいなくなった・・・

先日から

どうやってオーストラリア人でもない私が
競争率の高い業界で仕事に就けたのかについてお届けしています。

何かあなたにとってヒントになれば嬉しいです。
(これまでのお話は下記よりどうぞ♪)


<これまでの振り返り>

大学を卒業するのに必要な
音楽業界での実務経験

コネもないし
何をすれば良いのか分からない
英語も完璧じゃない私に何ができる?


そう途方に暮れていた矢先

音楽教育関係の非営利団体から
ボランティアの仕事があると大学から紹介してもらう。


張り切って行ってみるが
実際は雑用以外ほとんど何もない状態。

どんどん来なくなるクラスメートたち。


そんな時、マネージャーから
みんなで順番に受付をしてほしいとの依頼が・・・

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数週間たち、やっと私が
受付をする順番が廻ってきた。


1週間、フルタイムで受付をするので
これで40時間実務経験として数えられる!


そう考えると嬉しかったが、それと同時に
日本人だから・・・の言い訳が
効かないオーストラリアのオフィスで

私は受付の仕事をきちんとこなせるのだろうか?

という不安の気持ちも大きかった。


だが、実際に始めてみると
ほとんど電話は鳴らなかった。


ハッキリ言って
8時間何もしない状態が続く…と言っても過言ではなかった。

これって、大学の実務として
数えられるのだろうか?

何にもしていないのに・・・


単位として認められるためには
timesheet を提出しなければならない。

つまり、いつ・何時に働き
何をしていたのか?をレポートしないといけないのだ。


一応働いた・・・でも何て書く??
という状態だったのだ。

この状況を知った
他のクラスメートたちは受付にも来なくなった。


結局、最後まで残っていたのは、私だけだった。

受付をする人がいなくなったからと、マネージャーに

「洋美また来て」と頼まれた。


そこで、当初は2週間だけ
受付をする予定だったのが

4週間することになった。


また一日中ボランティアで
何もしていない私をかわいそうに思ったのか

そこで働いていた女の子が
自宅が私と近いからと

送り迎えをしてくれるようになった。


毎日、家とオフィスの移動中
彼女と車の中で仕事のことや
プライベートなことを話すようになった。


それは嬉しかったが

こんな社会人生活は絶対に送りたくない

と彼女の話を聞く度に感じていた。


ーー次回へ続くーーー

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