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ハタチすぎ位の時、
無性に社長になりたかった。

何をしたい、なんてなくて、
社長になりたかった。

なんでなりたかったか…

トップに
なりたかった。

何をしたいか、なんて後回し。
とにかく
トップになりたかった。


・・・

当時私は会社勤めをしていて、
仕事がめちゃくちゃ面白く感じ、一番とんがっていた頃だと思う。
なんでもできる、と思い上がっていたかもしれない。

でも、あくまでも組織の一員で、
最終決定権もなければ、大失敗をしたとしても責任を負わされることもない。

興味がある仕事に首を突っ込み、
色々な経験をさせて頂き、とっても楽しかったけれど、
ずっと違和感を感じていた。

そんな時に、自分に言い聞かせていたのは、

「言っていいことといけないことを知れ」

自分の意見を持つのは大事だし、
必要なことは伝えなければならないけれど、
立場に見合った権限がある。
この場合は、権限のない立場の自分が”言っていいことといけないこと”。


・・・

同時期に、会社を立ち上げた。
無鉄砲に、無計画に、最初から社員を雇ってしまったりして。
責任は全部自分が取らなければならないし、
大変なこともたくさんあったけれど、
全て自分の采配で動けることはとてもやりがいがあった。

そんな時に、自分に言い聞かせていたのは、

「自分の言葉の影響力を知れ」

会社の成功の為なら、
”立場をわきまえて言わないほうがいいこと”なんてない。
その代わり、
不用意な一言が、社員の動きを変えてしまうことがある。
一言が与える重み、影響力が、全く違うのだ。


・・・

勤めながら、自分の会社を立ち上げ、
2足の草鞋。

二つの異なる立場で同時に仕事をすることで、
その立ち位置の違い、
自分の役割、責任の所在、
色々なものに気付くことが出来た気がする。


・・・

そして今。

肩書きというものに、殆ど興味がない。

自分が歩いてきた道の先端が今なだけで、
必要に応じてついたポジション。

何をするか、誰とするか、の方が大切で、
役職は道具なのだと思っている。


ただ、
色々と経験をしてきた中で、
人の責任の中で動くよりも
良くも悪くも自分で責任を取りたい、そういう仕事がしたい、
という思いが強くなった。

楽しいことばかりではないだろう。
思い通りにいかないことの繰り返しで、
たまにスムーズにいくことがご褒美かもしれない。


でも動かしていきたい。
役割を、自分がここに居る意味を全うしたい。


人の上に立ちたいとは思わないけれど、
人の下で動きたいとも思わない。
ただ、無責任な人間にだけはなりたくない。


私が、責任を持つ。
だから、私について来い。


実力があるのにちゃんとした評価をされていない人たちに光を当てる活動をしていきたいと思っています。まだ準備中ではありますが、サポートは、その活動に当てさせて頂きます。宜しくお願いします。