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「結論」がないなら、「問い」だけ書けばいい。


「結論が書けない」
「うまくまとめられない」
よく相談されます。

文章には結論がないといけない、
それ、なんの話?


レポートや報告書や読書感想文なら
結論は必要だろう。

でも、SNSの発信に
結論はなくてもいい。

結論がなくても面白い文章はたくさんある。
結論がないから、読者の考える余地が生まれる。


結論がないなら、「問い」を残せばいい。
良い問いは、読者の頭と心に残る。

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「問い」は日常の違和感から生まれる。


問いは、日常の違和感の中にある。

「あれ?なんか違う」「自分が思っているのと違う」
「それ、本当にそうだっけ?」
「そもそも、それでいいんだっけ?」
「みんな何となくそう言ってるけど、誰が決めたこと?」
「私だったらそうしないな」

小さな気づきが、問いになる。

違和感を起点に、あれこれ考える。
その「モヤモヤ」をそのまま書けばいい。

あるいは、問いだけ残して、さっと終わってもいい。

問いは、読者の頭と心の中に残り続ける。


良い問いと「なんか嫌な問い」の違い


では、問いだったらなんでもいいのかと言うと、そうでもない。

なんだか「嫌な問い」もあるのだ。

嫌な問いは、読者を否定してくる。
あなたはだからダメなんだよ、
こんなことしていませんか?
こんなことばっかり言っていませんか?
なぜそんなことばかりするのですか?
こんな人はよくない、これができないとヤバイ、取り残される、やばいよ

そんな問いは、嫌な問い。

できてないでしょ、だからダメなんだよ、私みたいになりたいでしょ、な「問い」。おなかいっぱいです。


良質な問いは、読者に「考える余地」を残す。
スッと入って、サッと出る。余計なことをしない。

答えはなくても、それを自分で考えさせてくれるのが楽しい。
答えを探していく「過程」が面白い。

そんな問いを残していきたい。
「答え」ばっかり、書くのではなく。

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