絵文字顔文字が多い文章には、感情が移入できない。
12年前から、アメブロを書いていた。1年前にnoteに移行。
書きやすいし、ほかの人の記事も読みやすい。理由の一つは、「絵文字・顔文字が圧倒的に少ない」ことだと思う。
絵文字や顔文字や!の多用は、メッセージやチャット、コメント、個人のLINEなどにはいいと思う。いや、むしろあった方がいい。
ありがとうございます。
ありがとうございます!
ありがとうございます😀
だけど、ブログやメルマガ、ネット記事などでは、絵文字や顔文字があると、伝わりにくい。
理由は2つ。
1. ガチャガチャして読みにくい。子供っぽい。
2. 読み手が感情を移入できない
大事なのは2だ。
読者は、書き手のストーリーに「自分を重ねて」読んでいる
知らない人の書いた文章でも「共感」することがある。「共感」とは何かというと、「全く同じ経験をしたわけでは無いのに、自分も同じだと感じる」ことだと思う。
ああ、そんなことが私にもあったな。
その気持ちは、わかる気がする。
なんで、この人は私の気持ちがこんなにわかるんだ。
この人、私じゃね?
共感する、ということは、読者は「書き手のストーリーに自分を重ねて読んでいる」のだ。
『売れ続けるネット文章講座』の第4章に、「長く信頼される文章を書く5つのルール」を書いた。
5 感情の直接表現を減らす。
悲しいことに、読者は書き手の感情には一切興味がありません。「嬉しかった」「悲しかった」「とてもつらかった」と書かれても、その感情自体に共感はできないのです。
ぐいぐい引き込まれる文章とは、読者をその世界の中に引き込んでくれる文章です。そのような文章は感情ではなく、シーンが書かれています。読者はそのシーンを読みながら「(全く同じではないけれど)自分も同じような経験をしたなぁ」とか「ああ、私もそんな風になりたいなぁ」と感じるのです。
読者を文章の中に引き込むには、感情を表す直接的な言葉をできるだけ減らすことが重要です。絵文字や顔文字は、感情を表す言葉よりも感情をダイレクトに伝えてしまうので、文章の中には書かない方がベターです。コメントやメッセージでは便利ですが。
「嬉しい」「楽しい」「悲しかった」「つらかった」「面白い」などの感情を直接表す言葉を使わず、絵文字や顔文字に頼らず、読者をぐいぐい引き込む文章が書いてみたい、と思った方は、『売れ続けるネット文章講座』の第4章に、具体的な書き換えの方法を2つ書いています。
絵文字顔文字や、感情を表す直接表現をせずに書くと、「私のことだ!」「なんでそんなに私の気持ちがわかるの?」と、全く自分を知らない人にも共感される文章が書けるようになります。
たとえば、
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