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人生は壮大な「結果論」だ。〜「そんなことして何になるの?」からの脱却〜
「なんでそんなことやってるの?」
「そんなことやって何になるの?」
「何目指してるの?」
「目的を決めてからやった方がいいよ」
「今、それやる意味ある?」
何かをやろうとした時に、外野によく言われるセリフ。
「なんのためにやっているの?」って聞かれたけど、
— さわらぎ寛子@言葉で仕事をつくる (@hiroko_sawaragi) April 24, 2021
何かのためじゃないんだよね。
なんかのためになる、なんて思えないけど、やりたいこと。
そういうことを増やしていきたい。
でも結局、仕事にも、人生にも、全部回収できるんだけど。それは結果の話。
何かの役に立つと決まっていることしか、しちゃいけないのか?
そういえば私は醒めた子供だったので、中学や高校の時、部活動に必死になっているクラスメイトを見て、「何をそんなに頑張っているんだろう」「プロになるわけでもないのに」なんて思っていた。
小学生の時に、漫画が好きで漫画を描いていたが(Gペンとか丸ペンとか買って描いていた)、心のどこかで「どうせ、こんなことをしても、漫画家になれるわけでもないし」と思っていた。
「何かになるためじゃないと、それをしても意味がない」
なぜか、そう思っていた。そういう思い込みは、大人になってもずっと続いていたように思う。
会社を辞めてフリーランスとして自分で仕事をするようになってからは、その傾向がより強くなった。
「今、こんなことをしていていいの?」
「ちゃんと、仕事につながることだけをしなきゃ」
呪いのように自分にそんなことを言い聞かせていた。
私はコピーライターなんだから、コピーライターとしての仕事につながるようなことをしなきゃ。この仕事で生きていくって決めたんだから、プライベートだって、仕事につながるようなことをして、時間を有効活用しなきゃ。
アホである。そんなことをしていたら、自分を狭めるだけだ。
そもそも「コピーライターとしての仕事につながるようなこと」だけをしていたら、何も広がらない。自分の可能性を自分で狭めて、勝手に苦しんでいた。
とにかくやりたい!気持ちが動くことを優先させて、理由は後から考える
ガッチガチのその考え方から脱却できたのは、ここ数年だ。
なんでもその時やりたいと思ったことをやればいい、それを後から回収すればいい。
仕事につながるかどうかなんて考えずに読んだ本から、仕事のアイデアが見つかることがある。
子供達が行きたいと言って見た映画に、仕事や生き方のヒントがあふれていることがある。
「何かの役に立てないと」「何かにつながることだけをしなきゃ」なんて思っていたら、見つけられないことだ。
逆なのだ。順番が逆なのだ。
何を見ても、何をしても、それを自分の仕事や自分の人生につなげることができる。そう思えるようになると、どんなことだって、全部意味があると思えるようになった。
仕事のやり方が劇的に変わった。
推しのDVDを見ていても、漫画を読んでいても、散歩していても、昼寝も、何をしていても「これも仕事だ」と思えるようになった。
ぜんぶ、仕事で回収できる、と確信できたからだ(全部、仕事で回収できなきゃいけないわけではないし、しなくてもいい。でも、長い視点で見れば、全部、回収できているはずだ)
大好きなものを語るだけで、仕事につながるようになった(実際この記事を読んでメルマガ登録してくれたり、この記事きっかけで有料サロンに入った人もいる)
こうなってくると、もう、「そんなことをやってなんの意味があるの?」という問い自体に意味がなくなる。「なんの意味があるか」は、後から自分が決めればいいのだ。どんなことだって、全部、結果的に仕事や人生に役立っている。全て結果論だ。後から考えるとそうなんですけどね、だ。
なぜ、それをやったのか? なぜ、それが大切なのか? 本質を掴む
「結果的に」仕事や人生につなげていくためには、その行動の本質を掴むことが大事だ。本質、というとむずかしく聞こえるが「なぜ?=WHY」だ。
なぜ、自分はそれをしたのか?
なぜ、自分にとってそれが大事なのか?
なぜ、心が動いたのか?
なぜ、好きなのか?
行動したくなったのには、きっと理由がある。その時は、考えていなかったけど、後から考えてみるとわかることがある。
そう、その時は頭でなんか考えずに衝動的に動いていたとしても、後から考えると「つながる線」があるのだ。それが本質を掴む、ということ。共通点探しとも言える。
自分はどういうことを大事にしているのか。仕事においては、人生においては、そんな壮大なテーマが見えてくる。何も考えずに、「だって好きなんだもん」「やりたいんだもん」と行動したことに対して、後から考えると、結果的に見えてくることがあるのだ。
自分が大切にしていることを言葉にしておけば、仕事も発信も自分の言葉でつくっていける
私がこういう思考を持てるようになったのは、「日常の出来事を仕事やミッションにつなげて書く」という文章の書き方をするようになってからだ。
日常の出来事を仕事やミッション(仕事や人生で大事にしていること)につなげて書く、ということを意識して、SNSやnoteなどで発信するようになってから、思考法が変わった。
はじめは、キーワードを書き出して、あーだこーだ考えながら記事を書いていたが、ある時から、頭の中で自然に、どんな出来事でも、仕事やミッションにつなげて考えられるようになった。今は、文章にするかどうかは別として、いつでも、どんなことでも「回収できる」自信がある。だから、何をやっても、「こんなこと意味がないな」と思うことがない。
日常の出来事✖️ミッションキーワード この思考法ができると、発信に困ることがなくなるだけでなく、仕事にも、人生にも可能性の幅が広がる。
自分らしく生きたい、自分を生かした仕事がしたいと思っている人には、ぜひ、この思考法を体感してもらいたい。
『売れ続けるネット文章講座』の第4章に詳しく書いています。
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