すべては思い込み

先日、私の中では衝撃的な問いかけをされました。

いや、かなりどうでもいい日常のことなのですが。
私、アルミのシート式でぷちっと押し出して使う
個包装になっている薬やサプリメントなんかは、
「順番に端っこから使う」ことをしたい人なのです。

うちの家族は、手に取ったところから
自由に使っていきます。
そうすると、あちこち虫食い状態な感じのシートが散乱します。

イラッと、します（笑）

「なんで端っこから順番に使えないの！！」
と聞いた（問い詰めた）ところ、
「なんで順番に使わないといけないの？」と、質問返しされました。

…あれ？そういわれてみれば、そうだ。
明確な理由や合理的な説得要素は、あまりないかも。

端っこから使っていった方が、なんだか気持ちがいいことだと
思い込んでいただけな自分に気づいたのでした。

そしたら、本当はどうでもいいことなのに
勝手に思い込んでこだわっている事って多いのかもな、と思いました。
そして、どーでもいいことにこだわって、意地を張ると
本当に大事にしたいことがおざなりになってしまう事があるなと、反省。

私にとって、大事なのは、家族とニコニコ楽しく過ごすこと。
サプリメントを端っこから使ってもらう事を通すために
イライラしたり問い詰めたりすることは、バカらしいこだわりなのでした。
「私にとってはそっちの方がいいんだけど、
あなたにとってはこっちの方がいいんだよね。
じゃあ、あんまりこだわらないようにするから、
あなたも気が付いたら端っこから使ってくれると嬉しい。」
という事を伝えておきました。
…一方的に我慢するのは、やっぱりなんだか損した気分になるし（笑）
釘はさしといた。これで良しとしよう。

自分が望んでいることは何なのか、
ちゃんと知っておくこと。
そして、その望んでいる状態を得るための選択を繰り返すこと。
私にとって快適なことが、他人にとってはそうでもないこともある。
意識して折り合いをつけられれば、それでいいんだなと思うのでした。

結局、こだわりなんて思い込みなだけだし。

こだわったほうがいいことと、
こだわらなくてもいいこと。

区別つけられたら、それだけでも幸せが増える気がします。