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色モノ好き

【色物】
1.衣服や織物で、白地・黒地以外の柄物。
2.寄席(よせ)で、音曲や曲芸・奇術・踊りなどの称。

こう見ると、私はどちらも好きだ。
しかし今日書こうと思うのは「1」の方。

近頃、巷に溢れる洋服(特に私が普段手にする事の出来る価格の洋服)たちに「色物」が消えているのを大変淋しく感じている。

24年前、UNIQLOが50色ものフリースを展開してそれはそれは大盛況だったのが懐かしい。

ピンク持ってたなぁ(写ってないけど)


20代の頃に色彩の勉強をしたのは単に「色(を見るの)が好き」というだけの理由だった。

色彩検定の中身は眼の構造とか、照明とか、色温度とか、全然興味のないものも山ほど盛り込まれていたけれど、ただただ「カラーカード」を触っていられるのが救いで続けられたように思う。

色彩検定受験者にはおなじみ


ヨーロッパの伝統色や日本の伝統色、ファッション史に美術史なんかはテキストを見るのもワクワクししたものだ。


アルコールインクアートに再び向き合っている現在。本当に今更ながらに「ちゃんと知識を入れてみよう」と鈴木美香さんの著書【初めてのアルコールインクアートLesson】を読む。

その中に「色の組合せ」のページがあるのだけど、「好き」が故に何にも考えずにテキトーな色を落とし、最終的には残念な仕上がりに着地する私にとって大変参考になった。

そこで、ついでに配色パターンの本をいくつか見る。

もう、こういうのが楽しくて仕方ない!!!
何時間でも眺めていられる。

インクアートのスキルが上がる前に、あんな配色でこんなものを描きたい!という願望だけが膨らんでいる。

全然スキルが追いつかなくてまたゲンナリしそうだけど、何となく「出来んじゃね?!」と思えてるのはテンションが上がっているせいかも知れない。

それぐらい、私にとって「色モノ」というのはカンフル剤のひとつなのだ。


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