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スタート位置。愛を携え一歩ずつ。

3月15日は、一粒万倍日で、天赦日。
そういうことに詳しいわけではないけれど、せっかくならばと日を選び、今日、開業届を出しに行ってきた。業務内容は、ライターと広報サポート。つまり、伝える仕事。

決断までに、どれだけくねくね道をくねくねしたろう。曲がり道が曲がりすぎて、元の場所に戻ったことすらあったような気がするけれど、兎にも角にも覚悟が決まり、ようやくひとり事務所開設になった。

それにしても、税務署窓口の涼しげなこと。そういうものだと聞いてはいたけれど、体温高めな私と涼風扇のような窓口の方の対比はなかなかシュール。奇妙な温度差に、「あなた、まだ紙を出しただけだからね」と言われている気がして冷静さを取り戻し、やりとりすること2分弱。開業届は無事受理された。

自分の名前で仕事をするというのは、これまでと同じ仕事でもなぜだか感覚がものすごく違う。同じ仕事が違って見える、というか。
仕事をするにあたり決めているのは、常に愛を携えるということ。目の前の相手にも、その先にいる方々にも、仕事そのものにも。たぶんそれが、仕事の本質なんだろう、と思う。数日前のnoteにも、「そこに、愛はあるんか?」について書いたけれど、やっぱり、愛は大事だ。とても。それがどんな場面でも。だから「愛」を貫きたい。

昔は全然ピンとこなかった「愛」、今はすべての物差しになっているのが不思議。さて、始まりのはじまり。みぞおちのど真ん中をウズウズさせながら、愛を込めて向き合っていこう。

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