マガジンのカバー画像

人事担当者として勉強になった記事まとめ

54
人事担当者として勉強になった記事を、いつでも読み返せるようにまとめていきます
運営しているクリエイター

#人事

健やかな組織づくりを目指して。クラシコム人事が注力するマネジメント支援、3年間の取り組み

こんにちは。クラシコム人事の金です。先日、2023年版の社史が公開され、代表の青木の振り返りの中で、人事企画室の取り組みについて次のような言及がありました。 振り返ってみると、人事が2人体制になり、人事企画室が発足したのが2020年12月。ちょうど丸3年が経ちます。今日はこの3年間、マネジメント支援においてどのような取り組みを行ってきたのか人事の目線から振り返ってみたいと思います。 クラシコムの組織開発の考え方クラシコムの組織開発のベースにある方向性を言葉にしてみるならば

iCAREのエンプロイージャーニーを価値あるものに。チーム全員で創り上げた採用体験とは【MVPインタビュー】

iCAREでは、半期に一度の全社キックオフ・表彰イベントを行っています。FY23下期(iCAREは8月始まり)はコーポレート部門で初選出となる、People Experience部 採用チーム マネージャーの溝呂木愛さんがMVPを受賞しました。そんな溝呂木さんは上期でも「誇り」賞*を受賞。それぞれの受賞コメントで印象に残っている言葉とともに、iCAREでの採用活動を振り返ってもらいました。 *Credoのひとつ「家族(周囲)に誇れるか」を最も体現し社内に影響を与えている人に

リファラル採用強化💪全社キックオフから約1ヶ月で2人の内定者が出た話

どうも、株式会社アルダグラムで人事をしております重田です。 【コンセプト】 本noteでは、リファラル採用を強化するために行った施策について、振り返ってみたいと思います。 プロローグ現在、私はひとりで人事をしている「ぼっち人事」です。 人事は私ひとりですが、昨年(2022年)1年間は、圧倒的事業成長性や素敵な仲間に恵まれ、従業員数は2倍ちょっとに拡大することができました🎉 ※その軌跡はnoteにまとめておりますので、興味あればご一読ください。 2023年になってからも、

早期離職率は何%が適切なのか

こんにちは。WorkTech研究所の友部です。人事領域でよくモニタリングされるKPI(重要業績評価指標)の一つに、離職率(退職率)があります。退職率が人事や経営に頻繁に参照される理由は、以下の三つがあるでしょう。 データの収集が容易である。 結果指標として活用しやすい。 会社の状態を視覚的に理解しやすい。 では、実際にKPIとして退職率を活用するとき、一体何%が適切なのでしょうか。 適切な退職率は会社や事業のフェーズによって変わる退職率を数字として算出すると、「この

カミナシHRの2年間を振り返り。スタートアップHRのゼロイチで効くと思った3つのポイント

こんにちは、HRの井上です。 カミナシに入社したのが2021年5月。執筆時点現在、まもなく入社から2年が経ちます。 入社当時20名程度だった社員数も100名に迫ってきており、組織のフェーズも目まぐるしく変化してきた2年間だったと感じます。 20名から100名というと、数字の印象だけではそこまでの変化に感じないかもしれませんが、規模にして5倍。この間にはよく言われる30人の壁、50人の壁というものも存在しています。 そしてまもなく100人の壁にアタックしようとしているわ

わざわざ教えてくれない、候補者コミュニケーションの落とし穴

みなさんnoteではご無沙汰してます、YOUTRUSTのかどまいです! 最近はCSとしての業務はひと段落し、コミュニティマネージャーとして活動しております。 今回は、HERPさん主催のブログリレー「候補者と企業のより良いコミュニケーション」に参加させていただくということで、これまで3社での人事経験と、HR TechのCSとして様々な企業さんの採用活動を見てきた立場から、候補者の方がわざわざ教えてくれないけれど、やっちゃいがちな落とし穴について書かせていただきました! 候補

ベンチャー企業のコーポレート部門に適切な「目標設定」は何なのか考えてみた話

株式会社ベーシック執行役員 CAOの角田(@takeshisumida_)です。 私は現在コーポレート部門の管掌役員として、経営企画、人事、広報、経理、財務、法務、総務など、バックオフィス周りの機能全般に幅広く関わっています。 先日ご縁があり、fondeskを提供されている株式会社うるるさんが主催の「コーポレートテック会議2023 Winter」に登壇させていただきました。 その中で、私は、うるるの脇村さん、ユーザベースの松井さんと共に、以下のテーマについてお話しさせてい

ゴールは「freeeへの入社」ではない。

初めまして! freee株式会社 新卒採用チーム ビジネス職担当の宇田と申します。 株式会社HERPの河野さんにお声がけ頂き、今回 #採用ブログリレー に参加させて頂くことになりました。よろしくお願いいたします🙆‍♂️ https://note.herp.co.jp/m/m9948adb88cf7 目的今回のテーマは「候補者と企業とのより良いコミュニケーション」 freeeなりの、僕なりの「学生さんと企業とのより良いコミュニケーション」をお伝えできればと思います。 読了後

人事制度・システムの変更時に社内周知のために気をつけていること

こんにちは、渡辺です。 ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズというコンサルティング会社で人事の仕事をしています。 先日、SmartHRのユーザー会で自社の評価システム切替の事例をお話したところ、特に「社内周知のプロセス」に対して多くの反響をいただきました。 なので、この点に絞って、私たち人事が大事にしていることを書いてみます。 同じ課題でお困りのどなたかのためになれば‥。 この話の前提ケンブリッジは社員数173名(2022年12月末時点)です。 社員の85%はコン

目標とは何か?なぜ設定する?必ず設定すべき?良い目標とは?

はじめにおつかれさまです。坪谷です。 今日は「目標」についてお伝えします。目標を立てることに悩んでいる方、より良い目標を立てたいと考えている方のご参考になれば嬉しいです。現在執筆中の『図解 目標管理入門』(2023年春にディスカヴァーより出版予定)の一部分を先出ししたものとなります。 ちょっとしたオマケもご用意しましたので、ぜひ最後まで読んでいってください。 Q1.目標とはなにか? A1.目的を達成するために設けた「目じるし」そもそも目標とはなんでしょうか。 その位置づ

採用のKPIをどう考えるか

こんにちは。WorkTech研究所の友部です。このnoteでは人事におけるデータ活用を中心に書かせていただいてますが、これまで社内にいる人財をどう活用するか、を中心にお話をして来ました。いわゆるタレントマネジメント領域のお話ですが、人財を活用しようにもそもそも入り口の採用がちゃんとできていないと、活用どころではありません。そこで、今回は入り口である採用におけるデータ活用について、とっかかりとなる話をしたいと思います。 こちら研究所でも直近のホットトピックでして、「採用のKP

「完璧な評価制度」なんてこの世に存在しない

みなさん、そろそろ新年度の目標設定も終わって、動き出している頃だと思います。 多くの会社は3月決算なので年度末の評価はまだ先ですが、上期で半期の評価がされる会社もあるでしょう。 人事考課(評価)というのはすごく悩ましい会社経営における永遠の課題で、現場で評価への不満が鬱積すると組織内に不穏な空気が流れ出し、組織はじわじわ崩壊へ近づいていきます。 評価される方も、「まあ納得しているよ」という人から「ぜんぜん納得できない!」という人まで様々でしょう。 てことで、この難しい

モチクラ偏差値47だったVoicyがAAA獲得までにやった5つのこと

はじめにこの記事はVoicy Advent Calendar 2021の 6日目の記事です。 他の記事も是非お楽しみください! またこの記事は音声でもお楽しみいただけます! さて、本題。 Voicyではリンクアンドモチベーション社のモチベーションクラウドで組織状態を定量化し組織開発を行っているのですが、2021年9月に実施したサーベイでエンゲージメントスコア67を記録し、目標としていたランクAAAを獲得することができました。 (記事公開後更新)更に3ヶ月後の12月に行っ

「ELTV(従業員生涯価値)」の最大化を考えることで人事に何ができるか?

こんにちは。HRMOS WorkTech研究所の友部です。 私は人事の方々とお話する機会も多いのですが、みなさん、様々な業務に対応し、忙しい日々を送っていらっしゃいます。 なぜ人事の方々が忙しいのか、にはいろいろな理由があるかと思いますが、とにかく扱わなければいけない施策が多いのではないでしょうか。 そしてそれを取捨選択しなければならないのですが、優先順位を決めるのが非常に難しい。そのようななか、優先順位を決める時に「とにかくパフォーマンスが上がればいい!」とか「エンゲージ