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自己肯定感

私は男を転がすのが大好きだ。

昔、男と何度目かに会った時に、「抱かせてほしい」と言われ、私は「今日はダメ」と言った。そうしたら男が「じゃあ今日はあなたを思い出してオナニーするよ」と言った時、どんな口説き文句も勝てないぐらいに私を濡らした。

自分のことを思い出してオナニーする男がこの世に何人もいるというのはどんな気持ちなんだろうと思った。セクシー女優のことを思ったが、直接的すぎて私の理想とはかけ離れていると思った。

直接的に性器を見せたり性行為を見せたりするだけではダメで、服を着た状態の私自身を、男たちが想像力で脱がせて、それでオナニーする姿を思い出すだけで、自己肯定感が異常なぐらい高まる。

昨日、キスした男がいた。
デートの時に、キスするなんて私にとっては当たり前だった。
今日、「好きだ」と連絡がきた。

私は「昨日のキスは、そういうつもりじゃなかった」とLINEした。

男はヤキモキするだろう。どういうつもりだったんだと考えるはずだ。
頭の中が、私のことでいっぱいになるだろう。
それ自体が、とても嬉しい。

自分でも性格が悪いと思うけど、そういう自己肯定感の中でするオナニーが一番好きだった。

まだ昼間だったが、今日家に帰って、複数の男たちのLINEを見ながらするオナニーを思い、濡れた。

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