私の芸術運動84消費の回廊

前回の記事では芸術家が未来を想いもよらぬ方向に切り開くと書きました。

ただ消費して回ってゆく世界に、ゼロから作り上げた風を吹き込ませる様にです。

それはただの風ですが人の背中を押すでしょう、そうすれば人は動きます心から、そして世界が動いて行く、私は芸術にそういう力があると思います

思い返してみてもあの時見た芸術によって人生がこうなった!!と振り返ることは難しいでしょう、無意識に干渉する事ですし。

意識と無意識の狭間に波紋を落とし波が起きて無意識から意識に浮上して心がムズムズするでしょう、私はそれを芸術に感じます、中には思わず泣いてしまうような感動を覚える絵もあるのです。

表面的に作用するものも沢山あります

常識をぶち壊す様な派手なものから

社会風刺的なダイレクトなメッセージ

心の中の闇をぶちまけて、心臓を鷲掴みする様なものまで!

私は自分の絵についてずっと考えて生きていますが、私の絵はやはり爆発力のある視覚的な刺激とは程遠い作品ばかりです

しかしどう考えたって私の思う芸術とはごくごく普通のありふれた日常!!そういうものなのです

他に強制するものでは無く、見た人の心の中から自発的に沸き起こったような感覚を与える絵

人の生活の中で忘れられがちな今此処に在る!という感覚

映画の様な派手で目まぐるしい展開や、物語の様な起承転結はなかなか人生には無いものです

しかし実際に、ただ今此処に在るということはとても大切なことなのでは無いでしょうか?

此処では無いどこかに幸せを求める心は消費の回廊です

今を知らねば、足るを知らねば!です

偉そうなことを言っていますがお許しを!笑

どうか戯言と思って聞き流してください🙇‍♂️

私はただ自分の絵を描いて行くだけです。

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