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ラムネのビー玉、舐めてみました。 〜夏色キャンディ編〜

あの頃は信じていた。
ラムネのビー玉は、必ず取り出せると。
しつこくビンを振れば、ビー玉が飛び出してくる!

でも、できなかった。
いくら振ったって、ビー玉はビンの中で転がり続けるだけ。
キラキラと輝くその姿は、美しいけれど、憎らしい。

ビンを割る、という方法がある。
が、小学生時分、その行為にはとても勇気がいる。
バラバラになったビンは、凶器そのもの。

時は経ち。

オトナになった今は、簡単に手に入る。
あんなにも、必死になって取り出そうとしていたラムネのビー玉。
それも、夏色キャンディ。

【ラムネのビー玉キャンディ】

おなじみのカンロさんによる、ラムネのビー玉キャンディ。

ラムネと花火がデザインされた商品パッケージは、一瞬にして、オトナたちを「あの頃の夏休み」に連れてってくれます。

また、ラムネの中から、(ビー玉に見える)飴がたくさん顔を出す、ステキデザインです。

裏面には、胸キュンするような素敵な文言が。

夏祭り。人ごみの中、ゆかたで見上げた宵のきらめきとラムネの思い出。

ロマンチックだぜ。夏祭りも、浴衣も、花火も、ラムネも、すべてがなんだかノスタルジック、ロマンチックなイメージ。

あ、パイン味のほうは、月もイメージしているのでしょうか。花火大会で見上げた空には、花火だけだなく、月も輝いています。

個包装を見てみましょう。

ラムネだけに、シュワっと感がデザインされてますね。飴本体も、本物のビー玉のように美しい色合いです。

で、肝心の味は、みなさんのよく知ってるラムネとパインの味です笑。
が、奇を衒った花火大会に違和感を覚えるのと同様、キャンディもオーソドックスでいいのよ。

【口がさみしい時は花火大会へ】

口がさみしくるなると、グミとかガムばかり食べていましたが、ここ数ヶ月は、飴を舌の上で転がし続けています。

私がラムネのビンで、舌の上で転がる飴は、ビー玉。私の口から飴を取り出すのは不可能なのだ。

飴がなくても、花火大会に行けば、口がさみしくなることはありません。

屋台には、ラムネも、かき氷も、フランクフルトも、たい焼きも、たこ焼きも、焼きそばも、わたあめも、チョコバナナも、ベビーカステラも売ってるから。

あるいは、誰かと行けば、屋台に寄らなくても口は全然さみしくならないよ。

どうしてかって?

正解は、浴衣を着たカップルに聞いてくれ。

パイン味のように、甘酸っぱい話さ。

(了)

※ステマとかじゃないです
※なんかオチがキモくてすみません

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