安里博樹 / Hiroki Asato / 沖縄フルーツランド代表取締役

沖縄フルーツランド株式会社代表取締役です。次世代へ書き残したいものをまとめます。沖縄フ…

安里博樹 / Hiroki Asato / 沖縄フルーツランド代表取締役

沖縄フルーツランド株式会社代表取締役です。次世代へ書き残したいものをまとめます。沖縄フルーツランド:https://www.okinawa-fruitsland.jp コンドミニアム ホテル名護リゾートリエッタ中山:https://www.lieta-nakayama.com

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弱点は創る為の大切な素材。弱点とクレームから生まれた絵本体験型施設「トロピカル王国物語」

沖縄フルーツランドは、「トロピカル王国物語」という絵本の世界を冒険するテーマパークです。 たくさんの秘密やフルーツ魔法に囲まれた絵本体験型施設です。 お客様からのクレーム「フルーツがない!」観光施設が、絵本の世界を創るきっかけは、お客様のクレームでした。 「沖縄に来たのに、フルーツがない!」 沖縄には「南国フルーツがいつでも実ってる」というイメージがあります。 しかし、熟したパイナップルやマンゴの果樹が見られる時期は、 夏場の「約1ヶ月間」です。 つまり、それ以外の約

    • 沖縄フルーツランドの駐車場で流れているアナウンスの秘密。ディズニーシーの入り口のアナウンスがみんなの意識下にある事について。

      フルーツランドの駐車場で流れているアナウンスは、ディズニー風です。 その理由は、2016年頃に遡ります。 その当時、ある問題を抱えていました。 弊社は、2013年からトロピカル王国物語という絵本の世界を冒険するテーマパークに変化したのですが、お客様のイメージは、昔ながらのフルーツ農園だと思っている方が大半でした。 そのイメージを変える為、HPやパンフレットもどんどん変更してきました。 さらに、車から降りた瞬間にもテーマパークの雰囲気を感じさせることができないかと思案して

      • 英語の完璧さより話す内容が大切だと教わった件。

        今から15年ほど前、 京都での企業ミィーティングに参加した時のお話です。 紹介されるがまま初参加したのですが、 行ってみてびっくり! 皆様、国内外をはじめ聞いたことのある企業の方々でした。 京都視察は日本語での説明だったでよかったのですが、問題は食事会です。 会話が基本「英語」なのです。 さて、私は英語が話せません。 どうしたものかと思っていたら、皆様に通訳していただき、 無事食事会を過ごすことができました。 大変貴重な体験だったのですが、英語の必要性を強く感じ、 食

        • 「ホウ・レン・ソウ」は片輪。両輪にする為には「見る・聞く・話す」。そして、そこから発生するある能力について

          2023年大晦日は、「ホウレンソウ」について書きたいと思います。 報告・連絡・相談を並べて「ホウレンソウ」 社会人として大事なことだと教わりました。 その後、フルーツランドに転職、 まとめる側になり、2つのことに気づきました。 まず、それらは「命令」に近いということでした。 「報告しなさい」 「連絡しなさい」 「相談しなさい」 「〜しなさい」は、命令で、部下から上司へ行うものですね。 次に、リスクについて。 報告も連絡も相談も組織内の人を交わすにつれ、 其々の言

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        • トロピカル王国物語のこと
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        • ファミリービジネス・事業承継・観光業のこと
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          【野村資産承継2023 6月号VOL39「経営陣開発」のプロと聞くーカリスマからチーム経営へー第22回三兄弟のチーム経営】にて沖縄フルーツランドが紹介されました。前回に続き後編は、安里博樹を始め現経営陣のインタビューとなります。

          【野村資産承継2023 6月号VOL39「経営陣開発」のプロと聞くーカリスマからチーム経営へー第22回三兄弟のチーム経営】にて沖縄フルーツランドが紹介されました。前回に続き、後編となります。 今回は、現経営陣のインタービューです。 代表取締役 安里博樹 取締役副社長 安里竜也 取締役 奥本紀子 野村総合研究所チーフコンサルタントの松田真一様よりお手紙をいただき、 この度、インタビューを受ける事ととなりました。 沖縄は、戦後生まれた企業が多く、老舗企業が極端に少なく、 開・

          【野村資産承継2023 6月号VOL39「経営陣開発」のプロと聞くーカリスマからチーム経営へー第22回三兄弟のチーム経営】にて沖縄フルーツランドが紹介されました。前回に続き後編は、安里博樹を始め現経営陣のインタビューとなります。

          沖縄拳法中村道場での先輩からメッセージ:「これからたくさんの壁を経験する。困った時は、まず教えてくれる誰かを探すより、まず必死に練習してごらん。不思議だけど、頑張っていれば、素晴らしいタイミングで教えてくれる方が現れるよ。」

          今から30年以上前、私が高校生だった頃、 沖縄拳法中村道場に入門したての頃のお話です。 入門して一年目、ある壁にぶち当たっていました。 「左手の使い方(突き)」についてです。 右利きだった私は、左の使い方が苦手、 試合で振り回しても当たるはずもなく困っておりました。 そんな時、先輩からある言葉を頂きました。 「これからたくさんの壁を経験する。 困った時は、教えてくれる誰かを探すより、まず必死に練習してごらん。 不思議だけど、頑張っていれば、 素晴らしいタイミングで教

          沖縄拳法中村道場での先輩からメッセージ:「これからたくさんの壁を経験する。困った時は、まず教えてくれる誰かを探すより、まず必死に練習してごらん。不思議だけど、頑張っていれば、素晴らしいタイミングで教えてくれる方が現れるよ。」

          沖縄拳法中村道場中村丈人先生の後ろ姿と習い手にとっての「運・鈍・根」

          私が高校生だった頃(30年以上前) 沖縄拳法中村道場での練習中、こう思うことがありました。 「空手の型や地味な基本稽古より、 ウエイトトレーニングの方が効率が良いのではないか? 試合に勝つだけの練習だけでいいのではないか?」 先輩がそれに気づいたのか、 習い手に必要な3つの事を教えていただきました。 「運・鈍・根」 運・・・先生に出会う「運」 鈍・・・先生からの教えについて「鈍感」な事 根・・・繰り返し続ける「根気」 「道場に来た時点で運はついている。 大事なのは、

          沖縄拳法中村道場中村丈人先生の後ろ姿と習い手にとっての「運・鈍・根」

          野村資産承継2023 4月号VOL38「経営陣開発」のプロと聞くーカリスマからチーム経営へー第21回業態進化させる経営チームづくりにて沖縄フルーツランドが紹介されました。全後編と2回に渡ります。

          野村資産承継2023 4月号VOL38 「経営陣開発」のプロと聞くーカリスマからチーム経営へー 第21回業態進化させる経営チームづくりにて沖縄フルーツランドが紹介されました。全編後編と2回に渡ります。 野村総合研究所チーフコンサルタントの松田真一様よりお手紙をいただき、 この度、インタビューを受ける事ととなりました。 沖縄は、戦後生まれた企業が多く、老舗企業が極端に少なく、 開・廃業も全国一激しい地域となっております。 弊社も創業以来約50年に渡り、 ファミリービジネス

          野村資産承継2023 4月号VOL38「経営陣開発」のプロと聞くーカリスマからチーム経営へー第21回業態進化させる経営チームづくりにて沖縄フルーツランドが紹介されました。全後編と2回に渡ります。

          「社是や社訓を伝える為には、少なくとも100以上のストーリーやエピソードが必要」と感じた事。

          2002年、沖縄フルーツランドへ転職した頃のお話です。 その頃、ビジネス書等では、コーポレートアイデンティティーや社是や社訓の必要性についてよく特集されておりました。 弊社にも、もちろん社訓・社是があり、社長室に掲げられておりました。 正直なところ、全く気にもせず過ごしていました。 そんなある日、それらに関する勉強会がありました。 改めて、なぜ必要なのかと考えてみたところ、 ある光景を思い出しました。 私が幼い頃、各現場に顔を出す創業者の祖父です。 現場にふと現れ

          「社是や社訓を伝える為には、少なくとも100以上のストーリーやエピソードが必要」と感じた事。

          企業訪問でお越しの生徒さんからの質問:「トップダウンではなく、現場からの意見をもっと取り入れた方がよいのでは?」の答えについて

          企業訪問でお越しの生徒さんからご質問を頂きました。 「トロピカル王国物語やホテル事業など、トップダウンで行っているようですが、 現場からの意見をもっと取り入れた方が良いのではないでしょうか?」 どうやら「トップダウン」について、良くない印象をお持ちのようです。 私は、こう答えました。 「私は、トップダウンもボトムアップも『手段』だと考えています。 それ単体の良し悪しはなく、 場面に合わせ、臨機応変に使い分ける事を大切にしてます。」 次に、そう考える様になった理由を説

          企業訪問でお越しの生徒さんからの質問:「トップダウンではなく、現場からの意見をもっと取り入れた方がよいのでは?」の答えについて

          名護市の強力なポテンシャルが発揮される領域のお話。「名護市に観光客を増やすためにはどうすればよいか?」の質問に対して。

          2018年頃、名護市の関係者からある質問を頂きました。 「名護市に【観光客】を増やす為にはどうすればよいか?」 弊社は50年に渡り観光業を営んでおりますが、 その答えは・・・「難しい」です。 その理由は、観光の業態が変化している事に起因します。 以前のように「団体」が主体の旅行形態なら、 旅行商品を作っている旅行会社へ行き、 コースに入れてもらう事で、集客が可能でした。 しかし、近年、「個人旅行」が多くなり、より自由な選択が可能となりました。 多種多様な個人に当て

          名護市の強力なポテンシャルが発揮される領域のお話。「名護市に観光客を増やすためにはどうすればよいか?」の質問に対して。

          名護市の拠点化について。沖縄県の観光がハワイを越える為に必要な事。

          2018年、コンドミニアムホテル名護リゾートリエッタ中山がオープンしました。 きっかけは、2013年、 沖縄フルーツランドで、トロピカル王国物語が始まりました。 年々、冒険の内容は厚くなり、 2年後には、滞在時間が90分を超えるようになりました。 そこで、ある問題が起きました。 子供達が泣きながら帰る姿が散見されたのです。 理由を尋ねてみると、 「ホテルに帰らないといけない」 沖縄県の宿泊施設の多くは、中南部に集中しており、 午前中、「中南部」のホテルから「北部」

          名護市の拠点化について。沖縄県の観光がハワイを越える為に必要な事。

          大きな問題に出会った時は・・・!?

          前回、バージョンアップについて書きました。 さて、このお話をしていると、 お客様からある質問を受けるようになりました。 「どうすれば、自分達の問題を解決できますか?」 内容を聞いてみると、 なるほど、(時代や環境の変化に起因する)会社の根本を揺るがす大問題です。 私も同じ経験をしたので、その気持ちはよく分かります。 そのような時、 私が行った方法をお伝えします。 「一旦・・・ 思い切って・・・、 大きな問題は、無視しましょう」 大きな問題の解決方法は、そう簡単に

          進化する方法って何?バージョンアップと進化の繋がりの事。

          今から20年ほど前のお話です。 金融機関からの紹介で、 全国のファミリービジネスの方々とお会いする機会がありました。 中には数百年も続いている企業の方々もいらっしゃいました。 独創的に進化し続ける企業のお話は大変勉強になりました。 皆様との会話の中で、(自分では気づいてなかったのですが) 私はあるキーワードを多用していたようです。 それは「進化」でした。 「私も皆様のように進化していきたいと思います・・・」 それに対して、ある指摘を受けます。 「安里君・・・、 進化

          進化する方法って何?バージョンアップと進化の繋がりの事。

          ミィーティングのこと

          今回は、10年以上前の社内ミィーティングでのお話です。 弊社の会議も多くの会社と同様、 売上・営業等に関する問題をはじめ多くの議題が上がります。 さて、当時の会議、 下のパターンになりがちでした。 1、売上が伸びない理由や売れない理由は、 時間が足りなくなる程たくさん出てくる。 2、「それを解決する為にはどうするか?」の話になると、 考え込み、なかなか答えに繋がらない。 (静かになる) 3、最後、次のどれかに進みます。 → 次回のミィーティングまでの宿題としよう。

          「沖縄での交渉が上手くいかない?」:海に囲まれた環境に生まれた沖縄県民の気質について。

          以前、本土の大手企業の方から、ご質問がありました。 「沖縄の方と仕事の話を進めており、 途中まではスムーズに進んでいました。 しかし、契約の時期になったら、 突然、話が進まなくなり、電話もつながりにくくなりました。 沖縄での交渉方法があるのでしょうか?」 どうやら、その様な事が何度か続いたようです。 このパターン、沖縄の人あるあるだと思いました。 それがなぜ起きるのか? 私が思う答えを先に書くと、 「(海に囲まれた)沖縄の地理的な要因から生まれた気質」です。 以前、琉

          「沖縄での交渉が上手くいかない?」:海に囲まれた環境に生まれた沖縄県民の気質について。