沖縄フルーツランドの駐車場で流れているアナウンスの秘密。ディズニーシーの入り口のアナウンスがみんなの意識下にある事について。
フルーツランドの駐車場で流れているアナウンスは、ディズニーシー風です。
その理由は、2016年頃に遡ります。
その当時、ある問題を抱えていました。
弊社は、2013年からトロピカル王国物語という絵本の世界を冒険するテーマパークに変化したのですが、お客様のイメージは、昔ながらのフルーツ農園だと思っている方が大半でした。
そのイメージを変える為、HPやパンフレットもどんどん変更してきました。
さらに、車から降りた瞬間にもテーマパークの雰囲気を感じさせることができないかと思案しておりました。
そんなある日・・・、
とんねるずの「細かすぎて伝わりづらいモノマネ選手権」がテレビで流れておりました。
アイクぬわらさんというお笑いタレントさんが登場し、
「東京ディズニーシーの入口のアナウンス」のモノマネを披露しました。
「Ladies and Gentlemen
boys and girls
Welcome to Tokyo DisneySea!!」
床が開いてアイクぬわらさんは下に落ちる。
一瞬でしたが、みんなは大爆笑!
私も笑ってしまいました。
しかし、同時に驚きました!!
何に驚いたかというと、「全員」が笑っていたことです。
つまり、全員が笑っているということは、
ディズニーシーの入口のアナウンスを
認識しているということです。
おそらく、無意識下での認識でしょう。
すぐに、YOUTUBEでディズニーシーの入り口のアナウンスを調べてみると、たくさんの動画が出てきました。
みんなの意識の中にそれがあるのであれば、使わない手はない!
フルーツランドの駐車場でディズニーシー風のアナウンスを流せば、よりテーマパークだと認識してくれる方が増えるのではないか?
早速、県内のBGMやアナウンスなどを手掛けている会社様へ、その方を探せないか依頼しました。
それから、数日後、ある提案がありました。
「当人を探して依頼する事は可能ですが、
宜しければ、沖縄のプロの声優さんはいかがでしょうか?
〇〇風というのはテンションの使い方です。
雰囲気やイメージを伝えていただければ、プロは限りなくそれに近づけますよ。
しかも、紹介する声優さんは県内の出身で、英語も堪能です。」
そう、ディズニーシーのアナウンスは、日本語と英語の繰り返しです。
早速、依頼しました。
出来上がりを聞くと、
驚くほど雰囲気が出ております。
それにBGMをミックスしたものが、現在駐車場で流れているアナウンスです。
車から降りてくるお客様からは、
「舞浜っぽい」
「楽しそう」
「テーマパークなんだ」
「ディズニーと同じ声優さんだよ!!」
などの声が聞こえてきました。
今回は、みんなの無意識化まで及ぶディズニーの影響力の凄さと声のプロの実力を目の当たりにしました。
これからもあらゆるエンターテイメントを細分化し、その力を借りていきたと思います。
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