WhyとWhatを繰り返す、リフレクション
こんにちは、年の瀬ですね!
今日が仕事終わりという方も多いのでは無いでしょう?
年末といえば、一年をゆっくり振り返ることができる機会でもあります。
とはいえ、振り返りと言ってもどうやったら良いのでしょうか。
今年一年を漢字一文字で例えてみたり、モチベーショングラフを書いてみたりと、さまざまな方法はありますが、
今日は、ものすごくシンプルな方法をご紹介したいと思います。
Whyだけでなく、Whatを組み込み交互に問いかける
ズバリその方法は、WhyとWhatの問いを立てることを繰り返す、というようなアプローチです。
例えば、以下のようなイメージになります。
とこんな感じです!(自分のリフレクションも兼ねてやってみました。質の探究せねば)
So Why? So Whatと何が違うのか
こういったリフレクションのアプローチとして、コンサルでよく使われる「So Why? So What?」というものがあります。
構造はほとんど同じで、「それはなぜ?」「だから何?」という問いかけを繰り返すというものです。
ロジカルシンキングの基本とも言えるようなフレームワークですが、一方でこれ結構しんどいなと感じる時もあります。だから何?って自分を問い詰めて深掘りしていく時も必要でしょうが、なんだかちょっと苦しいですよね…
こうした「So Why? So What?」との大きな違いとしてあるのは、問いそのものを自分で立てることにあると考えています。先ほどの例を見れば分かる通り、ただ「それはなぜ?」「だから何?」と問いかけるのではなく、一つ一つの問いへの回答に対して、しっかりと興味を持って問いを立てていくことがポイントです。
1on1などでも、自分に関心を持って問うてくれると嬉しくなりますよね?
しかしながら、意外と自分に関心を持ってあげる時間というのは、取れていないもの。
自分で自分に関心を持って立てた問いは、なんだか答えたくなってくるのです。
脱フュージョンして、自分をメタに鑑賞する
こうした問いかけのもう一つのポイントに、心理的安全性の根本にある、心理的柔軟性という概念の中に位置付けられている「脱フュージョン」という考え方があります。
詳しくは動画を見て貰えばと思いますが、もう一人の自分を立ち上げて(幽体離脱して?)、自分を鑑賞するようなイメージかなと思います。
リトルホンダとか、俺は良いけど"YAZAWA"はどうかな?とかは近しいかもしれません。
リフレクションしているとどうしても苦しくなってきてしまうことがあると思いますが、これは脱フュージョンせずに、リフレクションによって言葉に起こされた自分を、変えようのない自分そのものとして同一視していまうからなのです。
大切なのは、自分を鑑賞する姿勢。だからこそ、自分に自ら問いを立てていく姿勢が重要になると考えています。
ということで、今回は年末のリフレクションにおすすめな方法を紹介させていただきました!
(という体で、自分でリフレクションもしてみました!)
入り口の問いを変えると、さまざまな角度から自分を鑑賞することができるようになると思います。ぜひ皆さんも色々問いを変えてみて、自分を面白がって鑑賞してみてください!
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