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5日目〜北海道ツーリング2022

夜が明けてくると鳥の声が賑やかになるのは癒やされるはずなのだが、鏡沼海浜公園の場合は海のそばなので海鳥とカラスが大変に賑やかだったりする。

まだ天塩の空模様は崩れてきていないようだ。さっさと撤収して移動しなくては。

夜露を乾かしつつ朝食を

キャンプの朝に珍しくないことだが、朝イチは夜露や結露の始末に追われることが多々ある。
この日の朝も例に漏れず、フライシートは夜露が大量についていた。
ここらで粗方乾かしてから収納しないと、カビが生えかねない。
物干しがキャンプ場に設置されていたのでありがたく利用させてもう事にした。

とはいえ乾くまでには時間が掛かる。
その間に腹ごしらえでもしよう。
昨日のうちにセイコーマートで良さげな物を調達しておいたので、今朝はそれが朝飯だ。

セコマの超厚切りしっとり食パントーストに小細工を

昨日セコマでこれを見た瞬間に閃いていた。
ホットサンドメーカーに最適なブツであると。

セコマ万歳

袋を開けて

ジャストサイズ

ホットサンドメーカーにセットし…。焼くこと数分。

コンニチワ

焼き上がりが朝に相応しい結果?に。
まぁ単にこれがやりたかっただけではあるが、一応このホットサンドメーカーはヤマハ発動機の公式サイトで販売されている。

セパレートできるので割と使い勝手が良かったりする。
などと朝飯を食いながらもゆるゆると撤収を進めていった。

5日目のルート

さて今日は三国峠を越えて帯広へ向かう。天気が崩れそうなのと、午後に打ち合わせが1本入っているので、それまでに落ち着ける場所にいなくてはならない。

今日はひたすら南に下る

とりあえず国道沿いに南に下っていく。
途中、道の駅 おといねっぷで小休憩し、どんどん進む。のんびりしていると雨に追いつかれた挙げ句に打ち合わせで更に足止めされかねない。

中華まんじゅう…?

ふらっと立ち寄った名寄の道の駅でふと目についた。

どのへんが中華…?

中華まんじゅうというと…丸い蒸したやつではないのかと…。
餡はこし餡だし、なんでこれが中華なんだか。

そしてさらに追加で目についてしまった。

行者ニンニクパウダーとな

実は今回、色々と調味料を積んできている。
これはそのラインナップに加えても良さそうだ。
ちなみに持ってきた調味料はこんな感じ。

今回積んできた調味料

リストにすると、

  • 醤油

  • いしり

  • 胡椒

  • ごま油

  • ラー油

  • 粒胡麻

  • ほりにし

  • ほりにし辛口

  • ほりにしプレミアム

  • ほりにしブラック

  • 黒瀬のスパイス

  • 空容器 x3

という感じ。
砂糖がないのはご愛嬌。
これらを100均で買った弁当ポーチに入れている。持ち運びやすいのと上下を間違えなくて済むので重宝している。

三国峠が寒かった

名寄から更に南下し、層雲峡方面に向かって突き進む。
空模様はどんどんと怪しくなってくる。天塩はあんなに晴れていたのに、今にも降り出しそうだ。

タイミングよく三国峠のパーキングにたどり着いたので、小休憩することにした。

やはりどんよりな空模様

まだ雨は降ってきていない。だがそれよりも…寒い!三国峠は道内の道路で標高が最も高い場所にあるので致し方無い面はあるが、それでも寒い。
天気が良ければ暑いこともあるが、今日は寒い。長居すると風邪を引きかねないし、空模様も怪しい。
とっとと平地に下りることにしよう。

大概遠い街への道と空模様

三国峠から最寄りの街というと上士幌町なのだが、これが大概遠い。60km程あるらしいので、法定速度で走っても1時間は掛かる(北海道速度についてはノーコメントで)。

ミーティングが14時に予定されていたのだが、三国峠を出たのが正午過ぎ。時間的に些か厳しい。ルート選定を間違えたのかもしれない。

怪しさを増す空模様とミーティング

結局、上士幌町についた時点で13時を回っていた。
空模様はますます怪しさを増し、今にも降りそうになっていた。
ミーティングが終わる頃には本降りになっているかもしれない。
仕方がないが今夜は宿をとることにしよう。

となればさっさと腹ごしらえをしてミーティングに臨もう。
手早く道の駅のフードコーナーで注文を済ませる。

ジャンクな昼食

ホットドッグと唐揚げ、フライドポテト。実にジャンクだ。手早く済ませるには都合が良い。

急がないとヤバい

ミーティングが予想より早く終わったので、急いで帯広の宿へ向けて移動を開始する。
すでにポツポツと雨が降り始めている。急がないとフェリー乗船前の時よりも酷い目に遭うかもしれない。何しろ上士幌町から帯広市内まで40kmもあるのだ。雨具を装備するのが面倒なのもあるが、濡れないに越したことはない。

やはり降ってきた

残念ながら空模様は非情だった。
音更帯広のインターを過ぎる頃には本格的に雨が降り始めていた。とはいえここまでくればあと少しだ。凡ミスを犯さぬよう注意を払って走行し、宿の軒先に滑り込んだ。
幸いなことにそのままバイクを軒先に止めさせてもらえたので、必要なものを持って宿の部屋に入り、濡れていた上着やズボンはハンガーに掛けて明日まで放置することにした。
上着はともかく、ズボンはレザージーンズなので軽く泥を拭き取って干すだけで良いのは非常に楽で良い。デニムだと乾かないし、かび臭くなるかもしれないので雨の後は面倒くさい。

サウナを探せ!

多少は下調べしてはいたのだが、大慌てで移動してきたので旅のテーマの方が疎かになりかかってしまっていた。
とりあえず適当に検索すると、何軒かヒットする。土地勘がないのでなんとも言えないが、夕食を取るついでもあるし、帯広駅方面に向かうことにした。

たぬきの里でモール泉を堪能

結局、帯広駅の北側にはめぼしい施設がなかったので、駅舎を抜けて南側まで歩くことにした。

駅から歩くこと800mほど。
市街地のど真ん中に「たぬきの里」という銭湯がある。

たぬきの里

十勝といえばモール泉。黒い湯が特徴だ。泥炭や亜炭を源泉が通過した際に色が着くらしいが、色と効能には相関性はないらしい。まぁ要は入って気持ちよければそれでいいのだ。

さて、このたぬきの里、もちろんサウナも設置されている。露天風呂や外気浴はないけれど、水風呂はガッツリ冷たくよく冷える。

程よくサウナで整い、休憩エリアで呆けていると、雨に濡れた若いライダーらしき人がドミトリーの受付をしていた。自分は比較的被害が少ないうちに宿に入ったのでさほどでもなかったが、途中で雨宿りなどしていたら同じ目に遭っていたかもしれない。

サ飯はインデアンでカレーを

帯広といえば豚丼をキメたくなるのだが、生憎とこの日は多くの店がお盆休みで店休日だった。ナンテコッタイ。
それならばと帯広で有名なカレー店「インデアン」でカレーを食べることにした。

この日の自分はなにか狂っていたのだろう。
なぜかエビカレーを頼んでしまった。

エビカレー

エビが嫌いなわけでも、エビカレーが口に合わなかったわけでもない。

どうしてインデアンルゥのインデアンカレーにしなしなかったのか?

というだけのことだ。なぜエビにしたのかは全く記憶にない。とりあえずエビカレーがマイルドで普通に美味しかったことは間違いない。次に訪れるときには必ずインデアンルゥのカレーを頼みたいとあとから思っただけのこと。また帯広に行く理由が増えたので良しとしよう。

この日はこのあと宿に戻り、数日ぶりに布団で爆睡したのだった。

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