その55「バラエティの元素記号 応用編」誌上ドキュメントの巻
20年の時を超え、ようやく完結した(こんなに時間かかったの自分のせい)「バラエティの元素記号」118コの解説。
その本当の使い方ですが、水(H2O)が水素(H)と酸素(O)から出来ているように、元素同士の組み合わせが新しい価値=企画を生み出すというものです。
そして、その結びつき一つで「毒素」に変異してしまうように、つまりはその「組み合わせ」こそが大事。
今回はその元素記号を使った発想法を実際に行いつつnoteを書いていく、ちょっとした「誌上ドキュメント」です。
では最初に企画を立てる上で必要な心構えがあります。
それは「心の叫び」に耳を傾けること。
「面白いんだけどいまいち売れない芸人コンビのために企画を考えたーい!」
「クライアントの要望に応えたーい!」
「読者を喜ばせたーい!」
「我が社に利益をもたらしたーい!」
「一攫千金!」「名声が欲しーい!」
「貧困を無くしたーい!」「世の中を変えたーい!」
「生きている証が欲しーい!」
などなど。
人類の理想のようなモノでも俗物的なモノでも、構いません。
「自分はこうしたい」という強い想いが大事です。
言い換えれば
「この企画を誰のため、何のために考えるのか?」
「考える事で何が起きるのか?」(これを「企画意図」と呼びます)をイメージする事。
前置きが長くなりましたが、それでは参りましょう。
今、目の前に「バラテエィの元素記号」を118枚のカードにしたものがあります!(ちなみに、実弟が以前カードゲーム関係に勤めていたので、作ってもらいました。試作品なんで綴り間違いアリ)
ここから一枚、カードを引きます!
…とその前に、自分の「心の叫び」を忘れていました。
ここは一つ、今、世の中を何かと騒がせている…
「病気からたくさんの人を守りたい!」
…に、しましょう。
舞台は「テレビの地上波」です。(動画でもnoteも構いません)
では、一枚引きます。
元素番号50番の「Sv」サバイバルが出てきました。
病気をテーマにした企画でサバイバル…良いのか悪いのか分かりませんが、2枚目を引きます。
元素記号7番の「Rk」ランキングです。
で、ここからシンキングタイム。
「病気をなんとかする」ためにこの2つの元素で出来うる企画を色々考えます。方向性としては「病気の正しい知識を紹介する」という事になるでしょう。
例えば…
医者に聞いた!あの病気で生き残るために必要なものランキング
とか
実際、あの病気から生き残った人を検証!「まさか!?と思った時にやった事ランキング」
とか、少し過激にするなら
人類は生き残れるのか?あなたに迫る未知の病気ランキング
などなど。
これで満足いかないなら、いくまでカードを引き、発想するのみです。
〜という、テレビにもビジネスにも動画配信にも活用できる、バラエティの元素記号カード。今ならなんと!1万円でのご奉仕!(嘘です)
みなさんも勝手に作って是非やってみて下さい!
この記事が参加している募集
ありがたいことに、皆様がお買い上げの商品に含まれている広告費からすでにギャラを頂いてますのでサポートは無用です。どうぞ他の方をサポートしてあげてください。