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ニュースで知った替え玉の話

先日ニュースで知った話です。
就職試験で適正試験があるのですが、どうやら替え玉を立てている人がいるようです。

こんにちは、サラリーマンOBの谷です。

どのようにして?

替え玉が行われているのはエントリーして、面接に行くまでのふるいにかけるリモート面接と適正試験のようです。

まずリモートで担当者と顔を合わせて話をする。
軽い面接のような感じですが続いて適正試験に入ったときに別の人が試験問題に回答を入力していきます。
終わるときに元の人に戻るので、担当者は気づかずそのまま終了して結果待ちになります。

それぞれの声

就職活動している人の声
「私と実際にあって面談、話を聴いて欲しい」
「このリモ―ト面接と適正試験で落ちて、対面で採用面接を受けれない」

企業側は不正できることを知っているが、具体的に対策が取れない。
・・・らしい。

どちらも言い分があるようですが
企業の求める人材と採用した人材で齟齬が発生し、結局どちらも苦労することになります。

本当に防げないのでしょうか?

防止策


ある企業が適正試験で不正ができないようにしたリモート試験を行なっていました。
その内容は
部屋全体を写す(受験者がノートPCを持ってぐるっと一周)
スマホは離れた場所に置くところも写す
これで部屋に一人しかいないと判断するようです。

でもやっぱりダメですね。
別の部屋で待機しておいて試験が始まれば入れ替われば良いだけです。

やはり
試験中常時カメラ映像が担当者に届くようにしないと防げません。

一番確実で簡単な方法はノートPCのカメラで常時本人を映し出すこと。
試験問題を全画面表示にしても、カメラで追える方法が一番ではないかと思います。

安易な方向へ

ここまで考えると企業側も防ごうと本気になっていないような気がします。
お金をかけないで安く優秀な人材を確保しようという魂胆が見え隠れしているみたいです。

受ける側はそうまでして面接にまで辿り着きたい思いはいいのですが、勉強して事前準備することが先決だったのでは?

できなかったからこのような方向に流れてしまったのですが、採用されてからの勉強が大変でしょう。
企業側も適正試験重視はわかりますが、それで全てOKではないはずです。

配属変更や職種変更、本人の希望、意思をマッチングさせ若者を一人前に育てる気概がないと企業も成長しません。
最近は即戦力ばかり求めて、社内育成がおろそかになっている風潮です。


企業の教育もリモートでe-Learningが主流、宿泊を伴う教育や研修が激減していますが大規模感染症の影響もあるので、落ち着いたらぜひ復活させてほしいと願います。


そして、このような問題がおきるのは思考が安易な方へ流れている現代社会の縮図のような気がします。

やはり原点に戻って「企業は人で成り立っている」ことを再認識してほしいですね。

ちょっと今回はいつもと違った内容でお届けしました。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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