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悪口言うやつ自滅するから放っておけ

子供のころ親から、人の悪口を言ってはいけません。と注意されてきた。たしかに人のうわさ話や悪評を言いあったところでただの暇つぶしにしかならないし、他人の言動をどうこう言っても自分の生き方と違う。いまどきの言葉で言うなら多様性ということになるのかもしれない。

ただ悪いこと、性格の悪さが出ているだけ、ではどうして悪口を言ってはいけないのかを理解できない。大人になっても悪口を言う人は減らないし、むしろ歳をとればとるほど人の言動が気になるし時にはしゃくに障るのだ。

ここでは私なりに悪口を言ってはいけない理由とそれを行うことによってどういうことが起こるのかを整理してみようと思う。

①言霊として現れる

これはよく聞くはなし。たとえば相手を罵ったりすると、それが相手ではなく自分に降りかかることのたとえ。SNSで例えると一番わかりやすいが、言葉を誰もが見られる場所に悪口を残すと、それをまず見るのは悪口を言っている本人。相手を悪く言っているのに、相手が目にすることはほとんどなく、一番それを目にする本人が自身に言い聞かせてしまうから。それとフォロワーがそれを目にしたときどう思うか。悪口を言う対象が一致すれば一緒に悪口合戦になるだろうけど、ほとんどの場合うーん、、となるはず。あまり関わるのやめよう。これが普通の大人の対応である。そこから悪口言う人間への嫌悪感や醸し出されるいやな雰囲気から人が離れてしまう。それを気付かないのは悪口人間だけである。

②それは誰かの友人だから

悪口を言う人がAとしてBの悪口を言っているとする。BがAとしか人付き合いがないということでもなければ、Bにも取り巻く人間関係が築かれている。中にはAとBの共通の知人友人がいてもおかしくない。共通の友人がすべてBを嫌いということはまず考えにくい。聞く人によっては冷静に対応したり一緒に悪口言う可能性もあるが、基本共通知人もBと同じように付き合っていると考えた方がいい。あまり好ましくないが共通知人がBにAが悪口言っていたよと密告する可能性は十分ある。

③別の人間と関係悪化を招く

②の結果、Aの悪口を聞かされて嫌気がさす人は距離を置くようになる。①にも関係するのだが悪口を言う人間は負のオーラを身にまとっていて、自分もそこに巻き込まれたくないと無意識に動くことになる。Aと同じく悪口を言う人は少ないかもしれないが、一緒にいて楽しくない人と過ごしたくないという当然の発想だ。自然消滅にはそういう考えから始めることもある。わざわざ憎しみあう必要はない。

④悪口は負の連鎖反応を起こす


実際に会ったはなし。SNSで悪口言うAがBを攻撃したことを見たときのこと。私はA、B両方とも仲良くしていたのだが、Bに対してわざわざSNS上で言わなくても、、という気持ちが強かった。野次馬が沸いてしまって騒ぎになるのが共通の友人として一番懸念することなのだ。私は双方の言い分を聞いて、関係改善に努めるというより自分がそれぞれどう彼らと付き合うか。を考え、以前からAに炎上癖があることはわかっていたのでAを責めず距離だけおいていたら一か月後私もAから攻撃を受けてしまった。完全にAは人間関係においていて負のスパイラルに陥ってしまった。所詮一緒に過ごしてはいけない人物であったということになる。

ではここからはどうすれば悪口を言わなくなるか。ではなく、悪口を言ってもいいけど人間関係を悪化させない方法を自分なりに書いてみる。

⑤悪口を言う相手を限定してその人以外に言わないこと

私は悪口は絶対に言ってはいけない。とは考えていない。我慢すればその人のストレスにつながるからだ。では悪口を言わなければいけない時どうするか。長年付き合ってお互いを知り尽くしている人に言えばいい。ただ悪口だけでなく、この人が自分に与える悪影響などをまとめておけば、それは悪口ではない。人付き合いの対策なのだ。トラブル未然に防ぐことと無駄な時間を使わないことが大事なのだ。

⑥最終的に悪口言う奴には旧友が消えてゆく

悪口言う奴やSNSで攻撃するやつ、誹謗中傷するやつは基本無視スルーしろって言っている。それは最終的には孤立するからだ。もちろん無視してはいけない事例もある。自分の仕事や家族に影響が出る場合だ。営業妨害や脅迫めいた発言など。その際は遠慮なく法的措置を検討すべきだが、ほとんどネット上での気晴らし程度だ。

私もTwitter(X)で一部の人間に誹謗中傷された経験がある。元友人だ。彼の考え方に違和感を覚え距離を置いたのだが、承認欲求の強い男で私が距離を置いていたのがわかったのだろう。攻撃してきたのだ。私はブロックと絶縁宣言したのだが、その後もTwitter上で私の悪口を散々展開していた。

私と彼の共通のフォロワーも何人かいたのだが、誰一人あいつがあなたの悪口言っているよと告げ口してきた人はいない。大騒ぎしないことと彼の異常性をみんな理解しているので誰も教えてこなかった。そこはものすごく感謝しているし、残念ながら彼は私との共通の知人たちまで敵に回してしまったのだ。私より知人たちの方が彼への憎悪が大きいくらいだ。

⑦SNSで悪口言わないのが絶対だ

どうしても言いたくなったら少し考えてみてほしい。フォロワーは全員あなたの味方ではない。むしろ敵の方が多いと思っているくらいの方がSNSとしての本来の楽しみ方ができると思っている。悪口は本当に信頼している人だけに語ること。大人数に語らないこと。SNSでの悪口は私は負け犬ですよ!と吠えている行為だ。バカですよと言っている行為なので辞めた方がいい。

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