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シドニー回想日記 〜アート・音楽編〜

シドニー回想日記

シドニー留学も残り1ヶ月を切ったところなので記憶が鮮明なうちにこの留学であった出来事などを各分野に分けて言葉にして行こうかな、と思います。決してガイドブックではなく単なる日記みたいなものです(笑)今回はアート・音楽編。ちなみに、noteの更新頻度は週1でゆるくやって行けたらな、なんて思っています。

Opera House 

シドニーというかもうオーストラリアっと言えばくらいに超!観光スポットのオペラハウス。初めのうちはいつも行っても入り口が見つからず中に入れるのは限られてるのかなと勝手に思い込んでいましたが、実は地下から入るそうです。たまーに地上のドアを空いていますが。

そして今月の中旬についにようやくそのオペラハウスでコンサートを観に行ってきました!"Sydney Symphony Orchestra, Yulianna Avdeeva performs Chopin's Piano Concerto No.1"ということでシドニー交響楽団とYuliannaというロシア人女性ピアニストのピアノコンチェルトにいってきました。オペラハウスのホームページのカレンダーから色々行われるコンサートがチェックできるのですが、私の大好きなショパンの協奏曲一番を演奏するということで即決。ステージ近くとなると余裕で1万円は超えてしまうので、お金のない学生たちはコンサートホールの後ろに固まっていました。それでも4500円ほどでオペラハウスのコンサートホールでオケを聞けるのだから、音楽専攻のクラシック大好き人間からするともう最高でした。ただ、周りの観衆の態度やマナーが悪くて(特に中国の方)イライラしましたが。

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また、このコンサートの同じ日にPerfoming Artsのアーティストによるパネルディスカッションもオペラハウスで行われたので観に行ってきました。テーマは"Perfoming Selves"、日本語に訳すと「自分自身を演じる」というところでしょうか。Perfoming Artsなので、シアター・劇関連のアーティストが多く、自身が手がけるパフォーマンスにどのように自分自身の経験や社会に訴えかけたい思いを投影するか、ということについて持論を話していました。人種問題やフェミニズムなどについても話していてとても面白い議論でしたが、それを書き出すととんでもなく長くなってしまうと思うのでいつかまた別の投稿で(笑)

ライブハウス

シドニーは大都会なのであちらこちらのライブハウスでライブが夜な夜な行われています。実は、香港時代のシドニー出身の同級生(下写真右)が現在オーストラリアで歌手として活動しておりライブをするということだったので呼んでもらいました!「Lamalo」という二人組のバンドなのですが音楽ストリーミングアプリのSpotifyでも聞けるので是非気になる方は聞いて観てください。こうやって同世代の友人たちが世界各地で活躍する姿をみると色々モチベーション上がります!

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また、現在「Vivid Sydney」というイベントでシドニー各地やイルミネーションや展示会、音楽ライブなどのイベントごとで街が溢れかえるイベント(笑)が来月の初めまで開催されているのでまた近いうちにライブでも行けたらな、と思っています。また、各分野のエキスパートによる講演などもあるそうなのでそんなものにも参加しようと思っています。やはり、大都会に住む利点はこのようにたくさんの行事が身近にあることですね。

Museum of Contemporary Art 

続いてはアート編。別に賢そうに思われたいとかでは全くなく、シドニーにきてから休日暇な時間あると美術館によく足を運ぶようになりました。決してアートに詳しいとかではないのですが、まず ❶美術館があちらこちらにある ❷そして、大体無料 という理由で"暇つぶし"がてらによく行くようになりました。その美術館の一つがこのMuseum of Contemporary Art。オペラハウスからも徒歩約5分ほどに近さにあるこちらの美術館ですが、無料です!

カメラロール見返すと、この美術館では全く写真を撮っていない事に気づいたのでこの植物の写真しかありません(笑)

現代アートなだけあって、音楽やテクノロジーなども組み合わせてできているアートなどもたくさんあって興味深いところです。

Art Gallery of New South Wales 

こちらも入場料無料の美術館、Art Gallery of NSW(NSWはシドニーのある州の名前です)。植物園の隣にある美術館で外観はこんな感じ。ちなみに、この植物園もリラックスするにはもう最高な場所です。

ここにはもっと歴史的な絵画が並べられています。

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もちろん最近のアーティストによる作品もたくさんあります。こちらはJeffrey Smartという画家のConstructed world (建設、構築された世界)という展示会の時の写真。

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そしてもう一つ気になった作品がこちらのアボリジニ、オーストラリアの原住民族差別問題に関するアート。「From Where I Stand」と題されたこちらの写真は、

もし原住民族が現代の社会でマイノリティではなくマジョリティだったら、国家はどのように違うのだろうか?
もし彼らが州の最高君主として認められていたらどのようになるのだろうか?

といったテーマしており、今のオーストラリアで起こっているアボリジニの人々に対する差別問題に強く訴えかけるものとなっていました。実際、この差別問題はアメリカで経験する人種差別以上にひどいこともあり、それについて個人的に学んだことを違う投稿で書く予定です。


最後に

今回はこんな感じでゆるくシドニー留学の振り返りを始めるポストにしました。まだまだ行けてない美術館やコンサートもあるので、アート・音楽編第2弾もできたらいいな、と思っています。

2019年5月28日

hiroaki