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私が記事の統一感を出さない理由

SNSでもなんでもそうだが、フォロワーを増やしたいならコンテンツの統一感が重要だ。

例えばインスタグラムであれば、風景写真をメインに投稿すれば同じく風景写真好きの人にフォローされやすい。
私が長年やっているインスタグラムもそのパターンだ。

同じくnoteであれば、特定の趣味なら趣味、ビジネスならビジネス、エッセイならエッセイといった具合に統一すれば、同じような趣味・センスや考えの人にフォローされやすいと思う。

また、コンテンツに統一感があると、その人の世界観がすぐわかって安心できる。
皆さんも、ある人をフォローしようか迷うとき、まず「この人はどういう人なんだろうか?」と考えるだろう。
その際に、その人の投稿・コンテンツに統一感があれば、「この人はこういう感じの人か」と把握しやすい。
そこで安心感が生まれ、フォローしてみようかなと思うわけだ。


では、私のnoteはどうか?

これは記事一覧を見れば一目瞭然だが、私のnoteの記事はとにかく統一感がない。


まず、エッセイなのか日記なのか、評論に近いのか、それとも何かの提案・問題提起なのかが釈然としない。
テーマもバラバラで、どういった方向性の記事が多いのか、とにかくわかりにくい。

また、統一感がないのは記事構成や文章でも同じだ。

私の記事の構成は、
・目次をつける場合
・大見出しは書くが目次はない場合
・見出しがない場合
など、とにかくとっ散らかっている。

さらに文章も、簡潔にまとめる場合もあれば、自分の考えを整理したいがために冗長に書く場合もある。

我ながら本当に統一感のないコンテンツであり、私のnoteは「世界観」が統一されていない。


ではなぜ、私はあえて統一感を出さないのか?

それは、
「書きたいと思ったことを書きたい時に遠慮なく書く」
というのが大きな理由だ。
自分の判断で書きたい時に書く、という喜びを噛みしめたいとの思いである。

また、気楽に書くことで「自分らしい文章」というものを再確認できる。
大げさに言えば、自分らしさの再発見にもつながるのだ。


私のnoteは仕事ではない。
また、インスタグラムのように趣味の合う人と繋がりたい等の思いも少ない。

となると、まずフォロワー数を気にする必要がない。
ストレスフリーに書きたいことを書くという、いわば私の気分転換ツールでもある。

もちろんnoteにまとめる以上、私の「書きたいこと」が、少しでも誰かの参考になれば、との思いはある。
これは非常に重要な思いだ。

しかし私は統一感を気にせず、書きたいことだけを書きたい。
「自分らしい文章」を再確認したい。

誰かの参考になれば良いが、私は私で書きたいように書きたい。
非常にわがままなスタンスだが。

となれば、特定のフォロワーを増やすというより、いろんなテーマで記事を書き、記事単位でいろんな人に読んでもらい、何か参考になれば良いとの考えになる。


この方法を取ると、まずフォロワーは増えにくい。

例えば、私が書いた日々の工夫や仕事・時事関連の記事を期待する人の場合、私の適当な日記やエッセイへの関心は正直低いだろう。

逆に、エッセイを好む人の場合、日々の工夫や時事関連の記事への興味は低いと思う。

そうなると、日々の工夫系の記事を期待した人は、記事一覧に適当な日記も並ぶ私へのフォローを躊躇するだろう。
その逆も然りだ。

また、プロフィールを見ても内容がとっ散らかっているため、フォローに抵抗があるかもしれない。
我ながら、「この人はどういう人間なんだろうか?」と思われても仕方のないプロフィール・記事一覧とも言える。

こんな統一感のないnoteをフォローしてくれた方への感謝は尽きない。


一方、このやり方でnoteを続けると、フォロワーは増えにくいが記事ごとの閲覧数はそこそこ増える。
ありがたいことだが、記事単発でサポートを受けることもある。
いろんなテーマでそこそこ多くの記事を書いたからだ。

そして、私にとってはこのスタンスが一番良い。
誰かの参考になれば良いとの思いで、自分の文章を忖度なく堂々と書けるのだ。


本当に計画性はなく、ただ思いのまま書く。
テーマも決めていないので、関心のあることはなんでも書く。

それがいかに恵まれていることか!


このnoteは、仕事と関係のない場で文章を気ままに書きたいとの思いで始めた。
その初心を私は忘れたくない。

自分の判断で書きたい時に書くという喜びを噛みしめたい。
自由気ままな文章で、自分らしさを再認識したい。
時代に流されすぎないためにも、自分らしさの再発見はどこかで行ったほうが良いのだから。

そして、私の「書きたいこと」が誰かの参考になれば、noteでこれ以上の喜びはないのだ。


もちろん、繰り返すが、こんな統一感のないnoteをフォローしてくれた方への感謝は尽きない。
統一感の低さは申し訳ないが、何かの参考になれば幸いである。

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