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『推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない 自分の言葉でつくるオタク文章術』

アニメ好きな私3カ月に1度、つまり1クールごとにnoteでおすすめアニメをアウトプットしています。

が、

「うまくおもしろさを伝えられない!」とすごく悩んでいました。本のアウトプットはすんなりできるのに、なんで!?

そんなときに本書のことを知り、「私が欲しかったの、これやん!」と思い飛びついて読みました。

みなさんも、推しの素晴らしさをうまく語りたくありませんか?


一緒に学びましょう!💪


「好き」の言語化を学ぶ

自分の「好き」を伝えるときに大切なことは、語彙力・観察力・分析力、ではありません!

大切なのは、

自分の言葉をつくること

じゃあ、自分の言葉をつくるってどうするの? その技術を学べるのが本書なのです。


捨てること

「自分の言葉をつくる」ために、まっ先に捨てるもの、何だと思いますか?

これらが、「自分の言葉」を奪っていたのですね。
「でもそれって、どうやって捨てるの?」の一つの答えが、

自分の言葉をつくる前に、他人の感想を見ない

ということです。例えば、最近見た映画の感想を書きたいときに、他人の感想を見てしまうと、どうしてもその言葉に影響を受けてしまいます。

①自分の言葉をつくる

②他人の言葉にふれる

この順番をしっかり守りましょう。

「でも、ありきたりな言葉や表現をつかわないと、何も書けない!」と思う人もいると思います。安心してください。そんなことはないのです。

本書では、「自分の言葉をつくる」技術の具体的な説明がされています


「推し語り」は、「自分語り」

「推しを語れる」ということは、「自分が」推しのどこをどんなふうに好きか語れるということです。

それって、「自分のことがわかっている」こととも通じます。

つまり、「推しを語れる」ということは「自分を語れる」ということでもあるのですね。


noteを書かれている方であれば、こんな経験があるのではないでしょうか?

「noteへのアウトプットを続けていくうちに、自分への理解が進んでいく」という感覚です。言語化を繰り返すことで自分の解像度が上がるのです。


推しを語っているつもりで、実は自分を語っていて、それを楽しむことができれば、好循環になりますます楽しくなるのです。素敵ですね。

「推し語り」、楽しみましょう!


「伝える」ということ

「伝える」ということは、いきなり自分の言いたいことを言うことではありません。

本書で紹介されていた伝える手順はこうでした。

情報の差は本書で「溝」だと書かれていたので、溝っぽく表現してみました

1対1であれば、わりと意識して実現しやすいのかなぁと思います。

ただ、1対多数だと難しそうですね。本書でも「工夫は必要」という話がたびたび出てきますが、そのとおりだと感じます。

私のnoteでの図解は、まさに「工夫」の一つだと思っています。


文章も「マネする」ことが上達の早道

いろんなところで言われることですが、文章も「マネする」ことが上達の早道です。「真似る=学ぶ」ですね!

まずは、「この人のような文章を書きたい!」という人を探しましょう。そしてひたすらマネをしましょう

「そんなパクりばっかりじゃ、個性が出ないんじゃないの?」

そんなことはありません。

本書でも、「枠から染みだしたものが個性」だと書かれていました。
あふれるくらいに成長しましょう!


攻撃力、回避力、防御力を上げる

推しの素晴らしさを語るためには、「自分の言葉をつくる」ことを磨いていく必要があることを説明しました。つまり、

  →「攻撃力」⤴

また、自分の言葉をつくる前に「他人の言葉にふれることを避ける」必要がありましたね。

  →「回避力」⤴


本書で印象的だったのは、「防御力も大事」だと伝えていることです。

言葉ってすごく強いですよね。他人のネガティブな言葉を見るとどうしてもこちらもネガティブな感情をもってしまいます。

他人の言葉にできるだけ影響を受けず、自分を保っていられるような「防御力」も磨いていきましょう!

  →「防御力」⤴


「しゃべる」「SNS」「長文」もサポート

推しを語る場面はいろいろありますよね。

「しゃべる」こともありますし、Xなどの「SNS」で短文を書くこともありますし、noteのような「長文」もあります。(noteは3つともできます)

本書は、さまざまなケースでの推し語りをサポートしています。

例えば「長文」であれば

・書き出す前にやること
・文章のゴール
・伝わる文章にするための工夫
・書き出しのコツ
・書き終わったあとにやること

などを学ぶことができます。「工夫が大事」と書いているだけあって、本書自体もすらすらと読みやすい本でした。


まとめ

本のアウトプットはすんなりできるのに、好きなアニメのアウトプットはうまくできない。私にはそんな悩みがありました。それは

「自分の言葉」をつくれていなかったから

でした。本のアウトプットは、「著者の言葉」を借りているから楽だったのですね…

「推し語り」は「自分語り」

3年近くnoteを続けていながら、自分を語れていなかったんですね。2023年秋アニメのおすすめ紹介では、アウトプットを進化させたいです!

今後も「学び推し」の私のアウトプットをよろしくお願いします😊


本日の学びはここまで。読んでいただき、ありがとうございます!
また来てください。👋


<本書は高山ゆかりさんのPodcastで知りました>

きしゃこく先生に紹介いただきました。ありがとうございます😊

読書期間 2023/09/18-2023/09/23
初版発行 2023/06/23

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<この記事を書いている「高橋ひろあき」とは?>


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