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『マンガでやさしくわかる知識創造』
「知識創造」「暗黙知」「ナレッジ・マネジメント」「SECIモデル」
これらの言葉をご存知でしょうか?
私が、これらの言葉に出会ったのは5年ほど前です。関連書を20冊くらい読んだと思います。
本書のカバーそでにはこのように書いてあります。
知識(ナレッジ)を創り出し続ける組織だけが、
これからの時代を生き残れる!
ほんとうにそう思います。ですが、私は会社での知識創造実践を諦めてしまったのです。「会社では」です。
この本に書かれていることを実践する場は会社だけではありません! それをお伝えしたいです。
一緒に学びましょう!💪
本書が伝えること
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①知識創造について、知ってもらう。
②知識創造の実際のプロセスを、マンガを通して追体験してもらう。
③「自分にもできる」「自分もやろう」と思ってもらう。
これらを意識して本書はつくられています。
この知識創造には専門用語がいっぱい出てきます。が、著者の文乃先生もそこは承知しているのでわかりやすく説明されています。
また、本書の約半分がマンガになっており、大変スムーズに読み進められるのが特徴ですね。
実は、このマンガのストーリーは、実話がベースなのです。それを頭に入れて読んでいただけると、より身近に感じられると思います。
だれもが知識を創っている!
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「知識は得るもの」であって、「自分で創っている」と思っているかたは少ないのではないでしょうか?
ですが、「だれでも知識を創っている」と、本書では説明されています。これは非常に勇気の出る言葉だと思います。
ここ、note
ここへのアウトプットも知識を創っているのです。
本書では、知識創造に関して以下の話が出てくるのですが、このnoteではまったく触れません!
・SECIモデル ※これなしで知識創造は語れない、超重要モデル
・暗黙知と形式知
・イノベーションを起こすためにどうすればいいか
では、なにをこのnoteでアウトプットするか? それが、
「場」
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です。
日常会話でも、「○○な場」としてつかう言葉ですが、知識創造では「場」を「共有された動く文脈」と定義しています。
ちょっとわかりづらいですね💦
本書ではこんな補足があります。
・人と人が、同じ文脈を共有してお互いの主観を受け入れている状況
・人と人の関係と交流そのもの
・ただ人が集まっただけでは「場」ではない
さらにつっこんで、知識が生まれる「場」とはどういうものか説明します。
①メンバーが「場」にコミットしている。
②目的をもって自発的に組織されている。
③感性・感覚・感情が共有されている。
④メンバー間の関係の中で自分を認識できる。
⑤多様な知が存在している。
⑥「場」の境界は開閉自在でつねに動いている。
少しイメージができてきたでしょうか? 図にするとこんな感じです。
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あれれ? これってなんだか「noteの街」そのものに見えませんか?
そうなんです。
noteって、知識創造の起こる巨大な「場」そのものだよね!
というのが、私がこのnoteで言いたかったことです。知識創造を実践する先は、会社だけではないのです!
私に足りなかったもの
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それが「ワイズ・リーダーシップ」です。
これがないと、会社で知識創造を実践するのは難しいと思います。もちろん一人ですべての能力を持つ必要はなく、仲間が持っていればOKです。
ワイズ・リーダーシップの6つの能力とは、
①善い目的をつくる能力
②ありのままを見る能力
③「場」をつくる能力
④物語る能力
⑤影響力をつかい分ける能力(政治力)
⑥組織する能力
私の場合、②は多少あると思うのですが、残念ながら他は皆無と言っていいでしょう💦 社内で仲間を集めきることもできませんでした。
今後は、自分自身のために少しずつ身につけていきたいです。
ちなみに、この6能力を身につけるためにどうすればよいか? も本書で紹介されています。
①教養を学ぶことで「人とは何か」を理解する。(哲学、心理学)
②経験を積むことで、自分の人間力を強化する。
③向上心をもって、「より善い」を目指し続ける。
うん。こっちはやってるつもりなのですが、なかなか「能力」と呼べる領域まで達するのは難しいですね💦
熱意の源は「まわりの仲間への愛」
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知識創造を実践するにあたって、理論ではない部分も重要になってきます。それが、
愛
なんですね。マンガの主人公もリアルの主人公も、この愛と、愛から生まれる熱意がすごいのです。
noteの「スキ」も、まさにこの「愛」の形のひとつなのではないかと思っています。
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実は
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冒頭に、本書のマンガは実話がベースと書きましたが、このストーリーの本当の主人公はこちらの村上修司さんになります。
あまりに濃い人なので、マンガの中では女性キャラと男性キャラの2人に分離して描かれているのがおもしろいです(笑)
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本書を読んで、「ナマの話が聞いてみたい!」と感じたら、ぜひ村上さんご本人にコンタクトをとってみてください。
こころよく話をしてくれるはずです。そういうステキなかたなのです。私も会社でのセミナーに登壇いただきました(まだ熱意があったころの話)。
まとめ
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知識創造やナレッジ・マネジメントの会社での実践を諦めてしまった私にとって、本書を読むのは実はツライものがあります。
ですが、実践する場は会社だけじゃない!
それを再確認できたいい機会になりました。これからは場所を変え、このnoteの「場」で実践していきたいです。
いきなり学ぼうとするとちょっと難しい知識創造が、本書ではわかりやすく学べます。
ぜひ学んで、会社やnoteなどなど、みなさんが実践したい「場」で実践してみてください!
本日の学びはここまで。読んでいただき、ありがとうございます!
また来てください。👋
読書期間 2024/02/12-2024/02/17
初版発行 2024/01/10
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<この記事を書いている「高橋ひろあき」とは?>
最後までお読みいただき、本当にありがとうございます! 楽しく、読みやすいnoteになるように今後もがんばっていきます。