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【運用型広告】レビューをすることの目的/意味、持つべき考え方とは?

こんにちは、yokoyamaです。

今回は運用型広告における「レビュー」について、自分なりの意見をまとめてみました。

運用型広告に関わる人において「レビューをすることの大事さ」を知らない人はいないと思います。
広告会社に関わる人でレビュー経験が無い人、事業会社のマーケティング担当者でレビューを不要だと思ってる人はいないんじゃないでしょうか。

そのくらい「レビュー」はとても大事なのですが、そのスキルや考え方は個々人の知見に依存しがちで、得意不得意が分かれる部分だと思います。
また、「業務の1つのとして求められているから出している」といった形で、なんとなく(特に考えずに)レビューを書いてるといった人も多いんじゃ無いでしょうか。私自身、転職をして営業部から運用部に職務が変わったことで感じている部分でもあります。

なのでこの記事では、
・そもそも、レビューをする目的や意味
・レビューをする際に重要な2つのこと

と、レビューの際のマインドの部分をまとめてみましたので、ぜひ読んでみてください!

※社内研修を行った際の内容を活用しているため、広告会社側目線での内容になっている部分ご了承ください、、、!

■本記事の対象者
・広告会社で、運用型広告に関わる全ての方
・特に、運用を担当している方
・事業会社側でマーケティングを担当している方
■獲得して欲しい知識
・レビューの時に必要な「意識」と「考え方」


■ レビューをする目的/意味


①クライアントに理解してもらうこと
②クライアントを理解すること
この2つが、レビューをする目的/意味だと思います。

①クライアントに理解してもらうこと
広告配信の「いまの状況」を理解してもらうことで、「今後どうすべきか」などの目線合わせをする。
また、自社で提供できる施策やその価値を理解してもらうことで、「自社の活用意義」を知ってもらう。

現状の広告配信の状況を、「ファクト(データなどの表面的な事実)と考察(その事実の要因やファインディングスなど)」を交えて情報共有することで正しく現状を理解し目線を合わせる。その情報から出てきた課題に対しての打ち手をネクストアクションとして行うことで、PDCAサイクルを回しながら課題解決を図ることが可能となります。

またレビューを行う中での会話を通して、見えてくる部分や派生する部分としてもう一つ大事な部分が「クライアントを理解すること」です。

②クライアントを理解すること
クライアント「会社,組織,担当者」の「いま,過去,未来」を理解する。
また、クライアントのビジネス課題やマーケティング課題、向き合ってる担当者個人の目標や担当領域を把握することで「自社で提供できる価値とその余地」を見つける。

時間配分的にはサブ的な要素になるものの、実は大事な要素を占めており、このクライアント理解がビジネスでは最も大事な部分にもなってきます。

施策の提案をしても、「そもそもクライアントの課題が何で、提案相手に関係のある話なのか?」などの情報が無いと、何にも繋げることができません。

ビジネスの場なので、先方の事情というものも正しく理解した上で会話をしないと、本当は提供価値のあるものなのに、時間を不必要に奪ってしまっい逆に悪い印象を与えてしまったといったことに繋がりかねません。
クライアントの状況を、会社単位から個人単位まで、今だけでなく過去から未来まで把握することで、「自社として何をすべきか」が見えてくると思います。

ヒアリングに関しては下記noteでまとめてるので、合わせてご参照ください!


クライアントと自社で相互理解を深めることで、「クライアントへ提供できる価値創出」へと繋げることができ、その提供価値から「クライアントのビジネス拡大へ貢献すること」が可能となります!

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■ レビューの際に重要な2つのこと


①正しい問題特定から、正しい問題解決へと導くこと
②「伝えたいこと」を「正しく」理解してもらうこと

「レビュー」を行う際に重要なこととして、上記の2点が考えられます。
これらは「伝える内容」と「伝え方」と言い換えていただくと理解しやすいかと思います。
分析や考察から、「どこに問題があってそれをどう解決するべきか」を見つけ、「その内容を齟齬なくクライアントへ理解してもらうこと」がとても重要になります。

「現状のプロモーションの課題を正しく特定すること、それを解決する方法が何なのか」は当たり前のように求められますので、断言できないとしても見解とその根拠となる情報は用意しておくことで、より正しく理解してもらえると思います。
またその情報を、「資料の書き方や話し方が悪かったことでズレた会話になってしまった」とならないように、正しく理解してもらうこともとても重要になります。

※方法論に関しては、また別途まとめてみたいと思います!

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■ まとめ

今回は「レビュー」に関して、私なりの意見をまとめてみましたが、いかがだったでしょうか。

Web専業代理店で営業を担当していた際に先輩の真似をして勝手に身につけた部分だったのですが、現職で運用部に所属し、より運用者と関わる機会が増えたことで「人による観点や考察の違い」があると感じた部分でした。

私自身、得意かどうかが正直分からない部分ではあるのですが「成長した経験を持っている部分」でした。その成長過程での気づきをまとめていますので、ぜひ皆さんの成長経験などを教えていただけると幸いです!

<まとめ>
・レビューでは「クライアントと自社で相互理解を深めること」を意識することが大事
・その相互理解から「クライアントのビジネス拡大へ貢献すること」へと繋げることができる
・レビューをする際は「正しい問題特定から、正しい問題解決へと導くこと」「伝えたいことを正しく理解してもらうこと」が重要になる


最後まで読んで頂き、ありがとうございました!

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