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『ディズニーが利益を上げている理由』

利益構造の秘密

コロナの影響で休園していたディズニーリゾートが再開しました。
入場制限がかかる中多くの人が抽選を行い遊びに行くのを待ち望んでいました。
なぜこんなにもディズニーは愛されるのでしょうか?
そして着実に利益を上げているのでしょうか?

それには秘密があります。
ディズニーリゾートで驚くのはパーク内での売り上げ割合が特徴的だということです。

チケット売上 約40%
飲食売上 約20%
商品販売売上 約40%

実は商品販売(お土産)売上とチケット売上がほぼ同じ割合で高いです。
お土産が売れるという事はそれに価値があると思っているからお金を払っています。

お土産を買う理由は

ではなぜお土産がこんなにも売れるのでしょうか?
その秘密はお土産が持っている特性に価値があるからです。
皆さんもなぜ自分がお土産を買うかを考えてみて下さい。

その特性とは「思い出」です。

ディズニーリゾートで売っているクッキーには、クッキーにお金を払うのではなく、クッキー箱を見るたびに「ディズニー楽しかったなぁ〜」と思い出すためにクッキー(厳密にはその箱)を買っているのです。

場内の各地で売っているポップコーンもそうですよね。
普段ポップコーンは食べないかもしれませんが、キャラクターのポップコーンBOXを首からかけているとついポップコーンを補充して食べたくなってしまいます。

お土産はその時の楽しさを思い出す装置なのです。

入り口から出口までを網羅する

入場する入り口(チケット収益)から帰る時の出口(お土産収益)までしっかりお金を使ってもらえる仕組みがディズニーリゾートの真のビジネスモデルです。
ディズニーリゾートは夢の国であると同時に最大級のお土産屋さんでもあるのです。

このように入り口から出口までを網羅できると自分の仕事やサービスにも活かすことができるかもしれません。

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