地政学講義まとめ

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地政学入門#12 日本

<講義からの学び>
①日本の歴史におけるシーパワー(SP)とランドパワー(LP)の変遷:
縄文(SP)⇒弥生(LP)⇒平氏室町(SP)⇒源氏鎌倉(LP)⇒戦国(SP & LP)⇒江戸(LP)⇒明治(SP)⇒海軍(SP)& 陸軍(LP)⇒戦後吉田自民党(親米SP)⇒田中派(対中接近LP)⇒鳩山民主党(LP)⇒安倍政権(SP)
②地政学から見た江戸時代:
基本的にはランドパワー政権。ただし、国内海運は

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地政学入門#11 インド

<講義からの学び>
①インドの地政学的特徴:
半島国家だが、ヒマラヤ山脈とチベット高原に守られて他国から攻めにくい。北の方に山を越えて流入してきたイスラム教徒(インド全体の1割程度)、その他の地方に主にヒンズー教徒が住む。
②インドの植民地化:
最初はイギリス東インド会社が綿布を求めて来航。その後、イギリス産業革命の結果、機械製綿布の流入で国内産業が衰退。イギリスに主導権を奪われて植民地化が進んだ

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「スキ」してくれたあなたに幸あれ!
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地政学入門#10 イスラエル

<講義からの学び>
①ユダヤ人:
ユダヤ教を信じる。キリスト教やイスラム教はユダヤ教から派生した分家。ユダヤ人と言えば金融、医者、学者、迫害。ユダヤ人に対してキリスト教への改宗を求めた際に断固拒否し続けた結果、ユダヤ人は迫害(土地、財産の没収、追放)を受けるようになる。持ち運びできる資産として金銀などの貴金属を収集し、貸金業を営むようになって富を築く。あるいはどこでも暮らしていけるように手に職を付

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わたしも!

地政学入門#9 トルコとシリア

<講義からの学び>
①トルコ:
軍人ケマル・アタチュルクがトルコ共和国を樹立、公用語をアラビア語から英語にするなど、西欧化を目指した。トルコはソ連に対する防波堤としてNATOに加盟、米と結ぶ。EU加盟は拒絶されている。
②シリア:
オスマン帝国(指導者:トルコ人、民:アラブ人)から英仏がアラブ人の独立を支援して誕生した国の一つ。英仏が結んだオスマン帝国分割案(サイクス・ピコ協定)に基づいて国境線は

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うれしいな。

地政学入門#8 サウジアラビアとイラン

<講義からの学び>
①サウジアラビア:
オスマン帝国(指導者:トルコ人、民:アラブ人)から英仏がアラブ人の独立を支援して誕生した国の一つ。サウード王家による独裁。サウード家はスンニ派(経典重視)、コーランを絶対視する原理主義を採用する一方、米系石油メジャーに依存する矛盾(産業が石油しかない)を抱える。聖地メッカの保護者。反米派やイスラム過激派、シーア派(=親イラン派)の分離独立運動を弾圧。
②イラ

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「スキ」してくれたあなたに幸あれ!

地政学入門#7 EUとイギリス

<講義からの学び>
①イギリスと欧州大陸との関係:
イギリスは典型的なシーパワー国家。ドーバー海峡によって侵攻を阻止できた(100万の兵士に相当)。余った兵力を使うことで海外展開(植民地拡大)が可能だった。実際に積極的に植民地拡大を行ったのは欧州大陸で各国がもめているとき。英国の外交方針は欧州大陸における最大の攻撃的で支配的な強国に対抗すること(⇒欧州大陸が統一されてしまったら次は英国が狙われるか

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うれしいな。
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地政学入門#6 ロシアとウクライナ

<講義からの学び>
①ロシアとウクライナは起源が同じ兄弟国家:
ロシアもウクライナも起源はキエフ(現在のウクライナの首都の名前)。ポーランドの影響を受けたウクライナと、モンゴル帝国の影響を受けたロシアとで徐々に思想が異なっていった。
②ロシアにおけるウクライナの重要性:
ウクライナはソ連の穀倉地帯。ウクライナのクリミア半島には黒海に面してセヴァストポリ軍港(不凍港)がある。ロシアにとって、不凍港は

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わたしも!

地政学入門#5 ロシアと中国

<講義からの学び>
①ロシアの起源と地政学的特徴:
歴史的に北方ユーラシアの遊牧民が最大の脅威。200年にも渡るモンゴル帝国の支配を受けた後、モンゴル帝国の騎馬戦法と国土を受け継いだモンゴル帝国の後継者。典型的なランドパワー国家。広い国土を持つが相対的に人口が少ない(寒すぎて住めない)。経済は石油など天然資源に頼るため安定しない。暖かい土地、不凍港を求めて「南下」するのが基本の領地拡大政策。
②ロ

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地政学入門#4 朝鮮半島

<講義からの学び>
①半島国家のジレンマ:
ジャイアン(超大国:中国、ソ連、モンゴル)に常に怯えながら存続してきたスネ夫的な国家。大陸の脅威に対して面従腹背するのがこの国の生き残り戦略。永らくランドパワーに仕えてきたためにランドパワー型。近代においては日本・米国と結びシーパワー化。
②それでも独自の文化を残した:
ジャイアンに上手く取り入りながら独自の文化(ハングル文字など)を保守、存続してきた。

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地政学入門#3 アメリカと中国

<講義からの学び>
①ランドパワー対シーパワー:
トランプ(共和党)政権下のアメリカはランドパワー(ナショナリズム)。対する習近平政権下中国はシーパワー。この対立構造によって米中貿易戦争が勃発している状況。これがバイデン(民主党)政権に代わったらシーパワー側(グローバリズム)に振れるので米中蜜月関係が復活してしまうかも。これが日本にとって良いことがどうかは微妙な状況なので大統領選の行方は日本にとっ

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