えま

トリマーを目指して上京、実習中にかまれ即挫折→流浪の人生スタート|なんとなく仕事する→…

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トリマーを目指して上京、実習中にかまれ即挫折→流浪の人生スタート|なんとなく仕事する→やめる→仕事する→やめる のくり返しの日々|悩みもがくも、いつもそばには仲間と音楽|音楽・ライブ記事が書けるライター目指す|過去の失敗をすべて強みに!||好きを止めるな|我が家のニャンズ溺愛中

最近の記事

平凡女の人生衝撃急展開④~ポッコの正体が明らかに~

「なんかお腹空いてきちゃったんだけど」 病院の待合室。予約はしているけど、なかなか呼ばれない。みんな呼ばれていないご様子。長引いてるような雰囲気がガンガン漂う。 「緊張感ないな」 「だって最近、やたら腹へるんだもん」 「そんなん聞いたら、俺もへってきたわ」 この日、ポッコ(第3話にて突然登場。私にできた悪性です)の診断結果を聞きにきた。これで私の今後が決まる。手術内容も治療方針も。 未来の光の明度や彩度も。 「この辺り、ラーメン屋多いねんな」 「ラーメン食べた

    • 平凡女の人生衝撃急展開③~恐怖のMRIと対峙した話~

      私は、閉所恐怖症である。 幼少時代にトイレに閉じ込められたことが根深い。 完全なるトラウマ。 おまけに暗所も苦手。 知っている人は知っている。 漫画「うる星やつら」に出てくるお金持ちイケメンキャラ・面堂終太郎のお決まり文句「せまいよ、くらいよ、こわいよ~!!」を地でいってます。(脱線するけど、面堂の妹・了子がサイコっぽくておもしろかったんだよね!読みたくなってきた) そんなわけで、事前情報から察するに私にとってMRIなんて地獄中の地獄。絶対MRIに入らない人生にするぞ

      • 平凡女の人生衝撃急展開②~その2週間を世界一幸せに過ごした女(多分)~

        なにかと出会って、 心「すくわれたこと」ってありますか? 人との出会い 歌との出会い 本との出会い 映画との出会い ペットとの出会い 絵画との出会い スポーツとの出会い 食との出会い 生きていると本当にたくさんの出会いがあって、当たり前のように通り過ぎていくこともたくさんあって。 その中で、急な出会いにすくわれることも、ジワジワとすくわれていたことに気づくこともある。 私は半年前に「すくわれました」。 ある人との出会いによって。 人生衝撃の急展開。第2話です。 無

        • 平凡女の人生衝撃急展開①~え。病気になってる場合じゃないんですけど~

          これは決して、楽しいお話ではないかもしれません。 でも、私は重たく書くのが苦手だし、そもそもおもしろおかしく生きていくのがモットーなので、重くなりがちな話でも、私の言葉で「クスッ」としてもらえたら本当に嬉しいです。 そして、私を知っている人ならわかってくれると思うのですが、やたら「推し」のことも出てくるので、ご了承ください。笑。 今の私には、すごくすごく重要な位置にいるんです。推し。本命。大好きな人たち。 そんなこんなで、突然舞い降りてきた衝撃急展開をシリーズで書いていこ

        平凡女の人生衝撃急展開④~ポッコの正体が明らかに~

        • 平凡女の人生衝撃急展開③~恐怖のMRIと対峙した話~

        • 平凡女の人生衝撃急展開②~その2週間を世界一幸せに過ごした女(多分)~

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          夢って意外と近くにあるのかもしれない

          これは、あるライター講座の課題である。 と同時に、未来宣言でもある。 プロローグ 「私、トリマーになる!!」 そう、仁王立ちで言ったかどうかは定かではない。 実家でずっと柴犬を飼っていて、なんとなく動物関係の仕事に就きたいと思っていた。 「お前は根性がないから無理だべな」 私の性格を見切っていた父親は静かにそう言い放ったけれど、その言葉がさらに火を点けた。 「なるもん!大学よりお金かからないし、いいじゃん!!」 そんなやり取りを、おだやかでやさしい2代目の柴犬・

          夢って意外と近くにあるのかもしれない

          【好き紹介】3470.monはサヨナラマンデーと読むバンドです

          昨年出会って、いい大人が久しぶりに「ド」はまりしました。 ごちゃごちゃ言いたくない。 ただただ、聴いてみてほしいです!! 聴けば、わかる、バンドです。ぜひ。

          【好き紹介】3470.monはサヨナラマンデーと読むバンドです

          ガチ初心者がたどり着いた「ものかきキャンプ」という場所~卒業論文~

          ずっと「文章を書くこと」に興味があった。 だが、だからなんなのだと思って生きていた。 家にはネコチャンもいるし、推し活もある。 とりあえずの生活費が稼げれば仕事はなんでも……と、思っていた。けれど「無理に言い聞かせている」ことに気づいてしまう。 興味あることに挑戦してみたい40歳を超えて、ふと将来のことを不安に思うことが多くなった。 そんな絶妙のタイミングで「ものかきキャンプ無料体験会」のお知らせが届く。そういえば「ストアカ(ストリートアカデミー)」で、野口まよ先生(h

          ガチ初心者がたどり着いた「ものかきキャンプ」という場所~卒業論文~

          【推し短歌】新たな沼

          「推し」という言葉ができるはるか前から推し活(音楽系)をしている身ですが、まさかの新しい推しができました。この初々しい(というには憚られる年齢ですけど)気持ちを残しておきたくて、参加します!  朝起きて ほんの少し忘れてるから  すぐに補給する あなたの歌       サブスクで 毎日毎晩 叩き込む  どれだけ聴いても まだ新しい曲  書き写す あなたの歌詞の 行間に  見え隠れする ここまでの物語 #推し短歌

          【推し短歌】新たな沼

          虹と並走したらスマホが真っ暗になったけど最高かよっていう話

          これは、ある1日のお話である。 虹との再会 この日、東京はきれいな青空で、日差しが痛いほどの快晴。 私は15時の新幹線に乗るために東京駅にいた。 大好きな新幹線で北を目指す。 若い頃、推し活で各地に移動していたため、日帰りできる地域は遠出と思っていない(こんな私を許してくれる旦那には感謝しかない)。この日も、東京住まいの99%は「遠いじゃん」と思うであろう県に出向いたが、私は「ちょっと出掛けてくる」くらいの感覚だった。 音楽を聴きながら、たまに友達とLINEしながら、ぼ

          虹と並走したらスマホが真っ暗になったけど最高かよっていう話

          今、自分の「気持ち」といちばん向き合っている気がする。4年ぶりの里帰りは、私の中のスイッチを切り替えてくれた。焦りや不安が、うまい具合に「やってやんぞ!」に変化したのがわかる。短い時間でも、ちがう環境に行くのには意味があるんだな。生まれ育ったところなら、なおさら。やってやんぞ!

          今、自分の「気持ち」といちばん向き合っている気がする。4年ぶりの里帰りは、私の中のスイッチを切り替えてくれた。焦りや不安が、うまい具合に「やってやんぞ!」に変化したのがわかる。短い時間でも、ちがう環境に行くのには意味があるんだな。生まれ育ったところなら、なおさら。やってやんぞ!

          虹と相撲が相まって~里帰り日記③~

          里帰り2日目。 この日は旦那が東京から来るため、みんなで近所の温泉施設に泊まることになった。4年前に帰ったときも泊まって、みんなでカラオケで盛り上がったいい思い出しかない場所。とても楽しみにしていた。 車で1時間ちょっとの駅に迎えに行く。 (最寄り駅は別にあるんだけど、時間の都合上。山の中なもので……) 家に着いて、お母さんのお墓参りをしてから温泉に向かった。 部屋に着いて、ホッと一息。 お父さん(80歳超え)は相撲に夢中。 前日からいろいろと解説してくれるので、最

          虹と相撲が相まって~里帰り日記③~

          緑の濃さとタイムスリップ~里帰り日記②~

          スイッチが切り替わる瞬間がある。 この4年間、すっかり忘れていた。 東京にいる大人の私から実家の末っ子に戻ったのは、夏のまばゆくも鬱陶しいほどに広がる、山の緑を見たときだ。 うちって、こんなに山が近かったっけ??? 目が覚めるような緑色は、他で見たことがないかもしれない。でも、この緑を見ると、お父さんや2人のお兄ちゃんに甘えてばかりの末っ子に戻ってしまう。 そんな甘えたワガママ泣き虫末っ子を可愛がってくれた人が、家族以外にもいた。 昔から「ひろ(仮名)あんちゃん」と

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          1時間だけお母さんに出会った~里帰り日記①~

          「ここに並んでますか?」 里帰り中、乗り継ぎ駅の改札口で、そう声をかけられた。 小さくて、すこし訛りのある可愛いおばあちゃん。 「あ、いえ。もし急いでるならどうぞ」 「私ねぇ、〇●(駅名)まで行きたいんだけど、ここで合ってる?」 「私もそっち方面の電車に乗りたいんですけど、ホームが分からなくて」 駅員さんに聞こうと改札口に行ったのだが、意外と人が窓口に殺到していて、私も立ち往生していたところだった。 そんな会話をしていると、もうひとり駅員さんが増えたのを察して、おばあ

          1時間だけお母さんに出会った~里帰り日記①~

          ガチ初心者からWebライターへの道⑦~2万文字を終えて早1か月編~

          やばいやばいやばい。 「いざ2万文字へ」から1か月経ってしまった……。 その後を書こうと下書きして、そのままにしてしまった文章たち↓↓↓ もったいないので、ここで成仏してもらうとしよう。 ******************* 第一の高い壁は、いったん乗り越えた。 でも、これは「いったん」に過ぎない。 とりあえず予定を組んで書いてはみたけど、1日ズレで進んでしまい、それを縮めることはできなかった。 2万文字を書いてみて思ったこと。 私、文章書くの、好きだわ。 こ

          ガチ初心者からWebライターへの道⑦~2万文字を終えて早1か月編~

          ダイナーとラブでぶち上がった横浜の話

          その日、私は旦那と「日本大通り駅」に降り立った。 だいぶ前にテレビでみた、横浜のスパピザのお店にどうしても行きたくて、私の誕生日祝いに前々から行くことを決めていた。 しかもその日は、関内のホールでOriginal Loveのライブもあったので「今年の誕生日はスパピザとOriginal Loveで決まりだ!」と、その日を楽しみがんばっていた。 スパピザのお店は「ザ・ホフブロウ」という。(なかなか覚えられなかった) 駅からも道はわかりやすく、すぐに見つかった。 ここでライ

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          いつかしっかり書きたいこと

          今日、私はお母さんの年齢を超えました。 いつか、しっかり書きたいことがあるんです。 お父さんやお兄ちゃんや隣のおばちゃん、他にお母さんを知っている人たちにちゃんと話を聞いて。 その日は、小学校の終業式でした。 12月24日。クリスマスイブ。 当時、まだ小学生だった私からするとお母さんはしっかり「おばさん」だったし、周りの人が口々に「まだ若いのに……」と言っていたのを不思議に感じていたことを、覚えています。 でも、お母さんの年齢をついに超えてしまった今。お母さんにどれだ

          いつかしっかり書きたいこと