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障がい者として働く・暮らすこと

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#障害者雇用

障がい者支援を受ける―障がい者として働く・暮らすということ11―

障がい者支援を受ける―障がい者として働く・暮らすということ11―

こんにちは、ひらと歩です。
今回は障がい者の就労支援について、お話ししたいと思います。

障害者就労支援とひとくちに言っても、自治体・社福・ハローワーク、NPOなど体系はいろいろありますが、支援内容もいろいろあります。

障がい者自身の生活相談、生活支援のみの場合もあれば、
職場まで赴いてくださり、障がい者と職場の両方の相談にのってくださる場合もあります。

例として東京都の場合ですが、豊島区は職

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配慮か差別か―障がい者として働く・暮らすこと―9

配慮か差別か―障がい者として働く・暮らすこと―9

バリアフリーやユニバーサルデザインという言葉が、日本に浸透して久しくあります。

いずれも、使う人を選ばない、誰でも、どのような人でも等しく使える状態や物を指します。

それらは、障がい者配慮されたものでもあります。

障がい者配慮とは、言葉のとおりですが、
障がい者にも使い勝手がいいよう配慮・考慮されている、状態や物を指します。

先の話でもしたように、障害者雇用には、
その被雇用者にあたる障が

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障害者雇用がはじまりま……した?―障がい者として働く・暮らすということ―2

障害者雇用がはじまりま……した?―障がい者として働く・暮らすということ―2

時系列を少し頭に戻します。
鬱病になった当時、自分は一般雇用の無期契約職員でした。

鬱病になって、一番最初に困ったことは、投薬からくる眠さでした。
有給はみるみる減り、職場(当時は役所の外郭団体)に精神病であることを、カミングアウトせざるを得なくなりました。

カミングアウト翌日、出勤すると毎朝自分の机にくるはずの、担当職務の書類がありません。
スタッフに聞くと、上司が「今度から○○さんに」と指

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私、障がい者になりました!―障がい者として働く・暮らすということ―1

私、障がい者になりました!―障がい者として働く・暮らすということ―1

突然ですが、自分は3年ほど前から障害者です。

障害の名前は『精神障害』

病名は『鬱病』

原因は、
役所から出向してきている上司に当たる人が、無断でプライベートを犯したこと。(勤めていた役所の外郭団体ではパワハラに該当)
さらに、それをパワハラとして団体内で訴えたところ、密室で団体長に2時間超怒鳴れ続けたこと。

その時、自分はもう味覚を失っていて、おかゆとバランスミートでご飯を済ましていまし

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