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副業や執筆のヒントになるか:「会社で働きながら6カ月で起業する」を読んで

 「会社で働きながら6か月で起業する」(新井一著、ダイヤモンド社)を読んだ。
 きっかけは、起業をしたい友人が面白かったとすすめてくれたことだった。読んでみると、確かに起業を初めて意識した人には面白い本かもしれない。

 起業のために何をすればいいのかが、分かりやすく書かれている。例えば、起業しようと思ってから一ヶ月目にやること(まずは付き合う仲間を変える、頑張り過ぎない、とにかく行動など)、二ヶ月目までにやること(一人でできるサイズで、など)、四ヶ月目までにやること……というように段階的に提案されている。

 小説を書くことに応用できるとしたら、と考えながら読んだ。というのも、私は小説の新人賞に応募したいのであって、起業は考えていないからだ。
 この本で応用できるとすれば私という人間がどんな作品を書くのかという戦略や、小説を書いてお金をもらうというマインドセット(個人としての在り方)をどうやって形成していくか(見せ方)という工程の参考になるのかもしれない。

 まとめると、「会社で働きながら6か月で起業する」という本は、起業を考えている人だけでなく、副業に興味のある人や会社員をいずれやめたいと思っている人にも参考になるかもしれないと思う。


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