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人生の休憩記録-おわり-

『元気になった私と夫との飲み会論争勃発劇』

リハビリ出勤も少しずつ慣れて、来週からいよいよ復帰だ。
部署が異なると、私はまだまだ使い物にならない。が、そんなことなど考えるのはナンセンスだと自分に言い聞かせる。

何年も前に少し流行っていた書籍の題名、鈍感力という言葉が頭の中で何度もよぎる。

今の私には鈍感力が必要かもしれない。鈍感力を磨き、他人軸ではなく自分軸で堂々としていたい。

が、しかし、結局の自分で自分を気にしてしまっている。他人にどうこうより、自分に負けてしまっているのだ。

相変わらず私は自己肯定感はとてつもなく低いが、以前ほど気分も落ち込まず、穏やかに過ごせている。薬のおかげもあると思うが、一度休んだおかげで吹っ切れている部分もある。
あれだけ休むのが怖かったのに不思議だ。

仕事も不思議と人と程よい距離感保てる今が、少しやりやすい。
また、自分の味方となってくれる上司達の存在のおかげで、なんでもこい!という強気な自分がいる。本当に大きな存在だ。

リハビリ出勤にも慣れた頃、そんな上司達に、新人さんの歓迎とhiraka。さんのおかえりなさい会をしたいのだけどこれそう?と誘ってもらい、久しぶりのアルコール摂取。ウキウキだった。

抗うつ薬は薬剤師さんと相談して飲む時間をずらすことにした。(私の場合なので、皆さんは必ず相談してください。)

飲み会の日が決まった時から楽しみで、夫にも前もって伝えた。
私たち夫婦は飲み会などあれば、お互い相談し、仕事や残業がなければオッケーとしている。
趣味に関してもお互い協力して1人時間を作れるように、週1回フットサル行ったり私も映画を観に行ったりする。

正直飲み会が久しぶりで、本当に楽しみだった。
お酒はよく飲む方ではないが、嗜む程度に生ビールや日本酒が好きなので、本当に嬉しかった。 

上司達も同様にコロナ禍でなかなか飲む機会がなかったので、皆積もる話がたくさんあり、18:00から開始し気がつけば22:00を過ぎていた。

夫へは0:00前には帰宅すると伝えていたが、娘が私がいないため眠れないと訴えており、夫からの鬼の着信履歴。

私は電話に気がつかず、かつLINEなど、皆が楽しく話している中で携帯をいじるなどしたくなかった。ただ、トイレに行くタイミングなどで、返信はしていた。

22:30頃だろうか、飲み屋さんの前に夫と娘が立っていることに気がつく。
娘が寝付けず、夫も心が折れて迎えに来てしまったとのこと。

夫は娘の寝かしつけに苦戦して、疲れもあってか、なんで電話でてくれないの?だとか、18:00から飲んで帰る時間とか皆どうなっているの?とか娘が眠れないって言っているのだから早く帰ってきてよだとか私に怒りをぶつけてきた。

いやいや、久しぶりの飲み会だから遅くなるよと伝えていたし、私は娘を産んでから6年以上飲み会は数回しかしていない。
0:00を回って帰ることもない。
というか、夫はフットサルやお酒は飲まなくとも友達とご飯行って0:00頃帰宅することたくさんあるじゃないか。
娘が眠れないからってすぐ迎えにくるのではなく、諦めて寝るんだから少しは辛抱せえ。
と沸々怒りが湧き、

車の中で、酒臭い私の怒りが爆発。

パパはフットサルや友達とご飯行って0:00過ぎに帰ってきたりしてるのに、
私はいつになったら飲み会自由に行けるのさ!
今日は私のおかえりなさいも兼ねて開催してもらっているから、携帯なんてすぐ見れるかボケ!(え、口悪すぎ)

パパは良くてなんで私はダメなんですか!
ママは飲み会や朝帰りとかダメなんですか! 

何年育児やってるの?
私は父親は良くて母親はダメとか、母親はこうすべきとか、父親は一家の大黒柱だとか私は嫌だ!
子育ては、家族は皆で協力して生活するの!
父親が偉いとかないの!
娘も、パパも、ママも皆人生の生きる同志なんだよ。(なぜか熱弁)
もう怒った。許さない。

と私は酔っていたのもあり、長々と夫にぶつけた。助けてくれた上司達との飲み会が楽しかったあまり、ムキになってしまった自分がいた。

夫から、ごめん。言い過ぎたと。
こういう時夫は素直に謝る。すごいと思う。私は謝るまで時間がかかるため、尊敬する。

私はそこで終わらず、許さないからスニーカー買ってね!

…?ここは私も酔っ払っていて、記憶が曖昧だが、こう言っていたらしい。

次の日は久々の二日酔いとなり、頭痛がひどかったが、夫は反省しており、私が常々欲しいと言っていたスニーカーを買ってくれた。

頭痛で頭をさすりながら、こんな喧嘩というか、怒ったのは久しぶりで、元気になったんだなと感じた。夫も、そう感じていたらしい。

リハビリ出勤最初の1週間過ぎると身体も以前のリズムを掴み、慣れたようだ。

引っ越しと仕事復帰がいよいよである。

自分のペースを崩さないように、注意しながら、
ジメジメとした梅雨に負けないように、一歩ずつ…!

休憩は終了ですが、良ければ、休憩明けの記録も目に止まれば嬉しいです。

⭐︎備忘録ギャラリー

家の中でお気に入りのスペースの一つ。ここはどういうふうにしようかと考える時間がとても楽しい。
娘。自分の部屋ができて大喜び。
壁紙や家具は全て自分で選んでもらった。
読書が楽しい。ご飯が美味しい。おやつを食べたい。
新居が待ち遠しい。以前まではこんな気持ちになれなかった。人は1人では生きていけない。いつも何処かで支えられて、支え合って、生きている。だから、ありがとうを忘れないように、これからも。

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