水島さんの交換日記#62「勘違いとお茶」
どうも!
水島ひらいちの涼です!
前回の日記はこちら。
この話は過去、〈次回のお題〉のところで少し書いとったな。深堀するとこんなに波乱万丈なエピソードじゃったとは…
エピソードリクエスト回:「ようすけ」の話して!
記憶に残る「ようすけ」は何人かおるな。
とりわけ二人のようすけが頭の中に浮かんで来とると思うけど、今回は童貞のようすけじゃないほうのようすけの話をさせてもらうわ。
まぁ、八重もよく知っとる話じゃわ。笑
これは俺らが中学1年生の時の話なんじゃけど、俺はようすけと同じクラスじゃった。
八重はその時隣のクラスじゃったな。
俺らとようすけは小学校も同じで、たまたま席も前後ろになってぼちぼち仲良くやっとったんよ。
ある日の国語の授業中、生徒同士で意見を求め合うみたいなワークが始まって、いろんな人に話を聞くために皆歩き回りだしたんよ。
一方その頃ようすけはと言うと、授業開始直後から夢の中じゃったんよ。
普段からよく寝るやつで、その日ももれなく快眠の様子じゃったわ。
そんで、急に教室がガヤガヤしだしたもんで、目を覚したんよな。
皆立ち上がっとるもんじゃけん勘違いしたんじゃろうな。おもむろに水筒を取り出してお茶を飲み始めたわけよ。
ずっと寝とったのは当然バレとるし、その上授業中にお茶なんか飲まれた日にはそりゃあ先生も堪忍袋の緒が切れるで。
烈火の如く怒りをあらわにしとったわ。
たまにヒステリックになる人じゃったけど、今まで見たことないくらい怒っとったな。
ようすけは「皆立っとるけん休み時間じゃと思ってお茶を飲んだ」っていう言い訳をしとったけど、その時のしどろもどろした姿とかがめちゃくちゃ面白くて、今でも八重とはこの話を出すことがあるな。
「仕事中じゃけどちょっとお茶飲むわ」
「いやようすけじゃねんじゃけん」
みたいはくだらんやり取りをしとるな。
文字だけで見ると大した話じゃねぇかもしれんけど、その場の臨場感とかあわさってほんまにおもしれかったんよ。
色々思い出しながら書いたけん懐かしい気分になったわ、エピソードはまた機会があったら書きてえな。
童貞のようすけの話もせんとおえんしな。
〈次回のお題〉
エピソードリクエスト回:「高橋」の話!
いやエピソードリクエスト俺にもさせてや!
たぶん「ようすけ」よりも思い出はたくさんあるんじゃねえかな?
よろしく!
前回の涼の日記はこちら。
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