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水島さんの交換日記#153「公用語はスペイン語」

どうもこんにちは。
水島ひらいちの八重です。

前回の記事はこちら。
大原美術館、すげえな。俺も大学の時にそれ知っとったら足繁く通っとったわ。大学の頃なんて、美術館より飲み会最優先で考えとったけんあんまりお得に感じられんかったかもしれんけど…。
ちなみに俺も小学校の社会見学で初めて訪れた大原美術館は、かなり印象深かったで。エル・グレコの『受胎告知』の方が印象に残っとるわ。

ゼミの思い出

ゼミというと、大学の専門分野に特化した授業であるところのゼミナールよな?俺らが昔通っとった学習塾のことかと一瞬勘違いしてしもうたわ。
ウチの大学の研究室って文系大学の例に漏れずそこまでガチガチではなかったんじゃけど、その中でも割とドライなゼミだったっていう記憶しかないわ。

<公用語はスペイン語>

ウチは関西でもトップクラスに無名な大学なんじゃけど、一応偏差値はまあまあ高いところにある大学だった。
カリキュラムも文系にしてはキツイ方で、学科によってはクラスの半分が留年してしまうくらい。その学科はあまりにも単位が取れない学生が多かったせいか、必須科目の担当教授たちで話し合って相対性の単位評価にしたほど。
(つまり、少なくとも半分は進級できるように)

俺は専攻をスペイン語にしたんじゃけど、途中でスペイン文化よりも語学そのものに対しての興味をすごい持つようになった。
今こうして英単語を噛み砕いたりしとんのも、大学の時に言葉の面白さにハマったお陰でもあるかな。

語学を追求した大学生がゼミに求めること。
それは、ラギッド(rugged)であること。

いや、分かりにくい表現ですみません。
要するに硬派で馴れ合いを求めず、とにかく毎回の講義で学びを得るというゼミを選ぶわけよ。
教授の主催する飲み会?そんなもの無え!
ゼミ生同士で打ち上げコンパ?言語道断!!
友達は、NHKで講義をやっとる人気の先生のゼミを取ったり、ほとんど話聞くだけで単位くれるゼミを選んだりする中、俺は…

https://researchmap.jp/read0083533

ゴリゴリのスペイン人。
この人のゼミに決めた。

幸い、この教授が専門にしとる分野の中に『第二外国語習得』っていうのがあって、語学学習を志した中にクリーンヒットしたのもあった。
(ここでいう第二外国語っていうのは、母語から数えて第二になる。つまり、一般的に言うところの英語とは別。俺の場合はスペイン語)

ここでの講義は全てスペイン語。
分かりやすいプレゼン資料があるとはいえ、それまで2年間に習ってきた文法と単語を頭の中で高速処理しながら授業についていくのは毎回吐き気がするくらい大変じゃった。

もちろん、3回に1回くらいは発表する必要もあったし、卒論の時期になったらプレゼンをすることもあってこれもまた骨の折れる仕事だった。

Voy a presentar ~(これから~について説明します)
っていうフレーズは今でも口からスラスラ出てくる。なんの特技にもならんけど。

大学で出来た一番仲の良かった友人も同じゼミにおってくれたお陰で、無事にゼミも単位取れた。この時の血を吐くほどの思い出が、今になると楽しい思い出になるんじゃなあって、8年経った今しみじみと感じるわ。

<次回のお題>

印象に残っている駅

今はそんなに使ってねえじゃろうけど、東京に住んどった時は通勤に電車を使い倒しとったんよな?
そんな駅マスターな涼が、特に印象に残っている駅について教えてほしい。
駅自体の話でも、そこで起こった出来事でも。『駅』って人が集まる場所じゃし、そこで大切な誰かを待つ人もおれば別れを惜しむ人もおったりで色んなドラマがありそう。
ちなみに俺は子供の頃、お隣香川県から親戚が泊まりに来るのを迎えに行くのに児島駅っていうターミナルで親戚の到着を待ち焦がれとったのを思い出すわ。あのジーンズストリートの児島じゃな。

\こっちも見られーよー/


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