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ビール検定のススメ

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我々が書いている「日本ビール検定」に関する記事に加えて、ビールに関する面白い記事をまとめます。
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記事一覧

【噛んで砕こう】微アルコールとお酒との付き合い

どうもこんにちは。 水島ひらいちの八重です。 皆さんはもうビール検定を受験しましたか? 本日10月28日(金)が受験申し込みの締め切りですので、 この記事を読んで興味が湧いた方はぜひ申し込んでみてください^^ さて、ビール検定はテキスト以外からも出題されることが多く、 最近のトレンドや新製品、ニュースを幅広く知っておく必要があります。 今日は、私のヤマ勘で(笑)そういった範囲の話題をチョイスしてみましたので、試験範囲と違う!と目くじらを立てずに読んでみてください。 もち

【びあけん】世界の5大ビール審査会

どうも! 水島ひらいちの涼です! 世の中には「ビール審査会」なるものがあるのをご存知ですか? 簡単に言うとビールの力比べをする大会ですね。世界中のブルワー(醸造家)が腕をふるって競い合うわけです。 いくつかの審査会がある中で特に5大ビール審査会と称されるものがあります。 本日はそれを紹介していきます。 ざっくりこんな感じです。 他にもWBA(ワールド・ビア・アワード)やアジア・ビアカップなど様々な審査会があります。 日本のクラフトビールにも審査会で金賞を受賞しているも

【豆知識】エールビールと『ブライダル』

こんにちは。 水島ひらいちの八重です。 今日もビール検定のテキストから紹介する豆知識です。 上面発酵ビール(エールビール)が普及されるきっかけになったのはイギリスなのですが、イギリスではビールを提供してくれる居酒屋のことを『エールハウス』と呼びます。 そして、エールハウスを経営する女性のことをエールワイフと呼んだりします。ワイフは妻を指しますね。ではなぜ妻を意味する「ワイフ」が使われているのか。 実は、エールビールは当時のイギリスでは婚礼の祝い酒であり、結婚という言葉と

【お知らせ】びあけんにチャレンジします!

どうもこんにちは!水島ひらいちです。 いつもご覧いただきありがとうございます。 普段は英語の知識や日常に転がっている雑学を紹介している我々ですが、この夏から秋にかけての重点トピックを決めることにしました! それは… 「ビール」 についてです! (ぱちぱちぱち) というのも、タイトルにも書いている通り、我々がこの秋に日本ビール検定に挑戦することになりましたので、自己学習の意味を込めてnoteを活用させていただくに至りました。 (びあけんについてはこちらをチェック!)

ビールの醍醐味は「泡」?チェコで人気のビールについて

どうもこんにちは。 水島ひらいちの八重です。 さて、先日早速「ビール検定に挑みます!」と啖呵を切った以上はビールに関するオモシロ知識の紹介もさせていただきましょう。 ビールといえば「泡」…と言われてもピンと来ない方もいらっしゃると思います。泡って飲めないですしね。 しかし、この泡にはしっかり役割があります。 ビールの香りや炭酸を飛ばすのを防ぐ ビールが空気に触れにくくなり、酸化して風味が悪くならないようにする 苦味を吸着して、マイルドで旨味を感じさせる役割もある

ビールで美味しいカクテルレシピ!#1

どうも! 水島ひらいちの涼です! いや〜 ビールの勉強をしていると飲みたくなってしまって、勉強どころじゃないですね。 ビールって当然そのまま飲んでめちゃくちゃ美味しんですけど、実はカクテルにしてもレベルの高いお酒になるんですよ。 有名どころで言うとビール+ジンジャーエールの『シャンディガフ』やビール+トマトジュースの『レッドアイ』など。 シャンディガフは生姜の爽やかな風味がホップの苦味を和らげて飲みやすくなっているカクテル。 レッドアイも苦味が抑えられており、ビールが

【びあけん】近代ビールを作った3つの発明とは

どうもこんにちは! 水島ひらいちの八重です。 今日もビール検定の勉強をしています。 こういった検定が盛んに行われるというのも、ビールが連綿と続く歴史の中で大量に生産され、消費されていったおかげでもあるんですよね。 さて、そんなビールの「大量生産」「品質向上」を支えた、18世紀~19世紀の発明を3つ紹介します。検定でもよく出そうなところですね! (1) アンモニア冷凍機こちらはドイツの職人であるカール・フォン・リンデによって発明された技術です。 それまではビール醸造の時期

【噛んで砕こう】ビアスタイル#1「分類方法のキホン」

どうもこんにちは。 水島ひらいちの八重です。 今秋に向けてビール検定の勉強をしていく中で、外せない項目として挙げられるのが「ビアスタイル」です。 ビール種類のことを示すこちらの言葉ですが、世界のビールは原料・製法・香り付けなどでビアスタイルを分類分けすることができます。 今回は「噛んで砕こう」シリーズもビア化して、勉強と教養のためにビアスタイルを詳しく見ていこうと思います!上記テキストを参考に、少し細く情報も交えて書いてまいります。 発酵方法で変わるビールそもそも、ビー

【豆知識】世界最古の食品衛生法『ビール純粋令』

こんにちは! 水島ひらいちの八重です。 最近本当に暑いですね…。我が家の窓に据え付けられているシャッターが熱気でパチパチ鳴るんですが、この音が夏の新しい風物詩になる日も近いと感じてます。 さて、こんな暑い日にはやっぱりビールが飲みたいのですが、 夏は食中毒などにも気を付けて、安全にビールが飲みたいですよね! 雑学ではよく登場するのですが、実は世界最古の食品衛生法はビールに関する法令なんですね。その名も「ビール純粋令」。 こちらは1516年にドイツ南部のバイエルン公国で

【噛んで砕こう】ビールの歴史#1「ビールの登場」

どうも! 水島ひらいちの涼です! ビール検定の試験内容には「ビールの歴史」も含まれています。 ビールがいつから飲まれているのか、どのタイミングで今のようなビールになったのか。 ビールの世界史や日本史を「噛んで砕こう」で取り上げていきたいと思います。上記テキストを参考に、少し細く情報も交えて書いてまいります。 ビールの登場人類の初めての酒との出会いは旧石器時代まで遡ると言われています。 その後時が経ち、農耕が始まった新石器時代以降にビールが登場しました。 ビール醸造に関

【噛んで砕こう】ビアスタイル#2「世界のエールビール」

どうもこんにちは。 水島ひらいちの八重です。 今秋に向けてビール検定の勉強をしていく中で、外せない項目として挙げられるのが「ビアスタイル」です。 ビール種類のことを示すこちらの言葉ですが、世界のビールは原料・製法・香り付けなどでビアスタイルを分類分けすることができます。 今回は「噛んで砕こう」シリーズもビア化して、勉強と教養のためにビアスタイルを詳しく見ていこうと思います!上記テキストを参考に、少し細く情報も交えて書いてまいります。 今日は上面発酵ビールについて、国別に紹

【噛んで砕こう】ビールの歴史#2「様々な地域のビールの歴史」

前回。 どうも! 水島ひらいちの涼です! ビールを美味しく、楽しむ飲む為にはやはりビールのことを深くしることが大切ですね。 製造方法や種類なんかはもちろんですが『歴史』を知ることでより奥深さを感じることができます! 今回は古代における様々な地域でのビールの歴史を紹介していきます。 エジプト紀元前2700〜2100年頃の壁画にパンを使ったビールづくりの様子が描かれています。 当時はまだホップが使われておらず、味付けにはルピナス、ウイキョウ、サフランなどを使用していました

【噛んで砕こう】ビアスタイル#2.5「ベルギーの修道院ビール」

どうもこんにちは。 水島ひらいちの八重です。 今秋に向けてビール検定の勉強をしていく中で、外せない項目として挙げられるのが「ビアスタイル」です。 ビール種類のことを示すこちらの言葉ですが、世界のビールは原料・製法・香り付けなどでビアスタイルを分類分けすることができます。 今回は「噛んで砕こう」シリーズもビア化して、勉強と教養のためにビアスタイルを詳しく見ていこうと思います!上記テキストを参考に、少し細く情報も交えて書いてまいります。 前回は上面発酵ビールを紹介したのですが

【ビール雑学】缶ビールを美味しく飲む方法知ってますか

こんにちは。 水島ひらいちの八重です。 予てより我々は「ビール検定(びあけん)の勉強をしている」とお伝えし、 びあけんのテキストから色んな情報をピックアップしてお伝えしてきています。そのテキストの中には「缶ビールの美味しい飲み方」という項目もあり、それが非常にタメになったので紹介させていただきます! 3度注ぎ(さんどつぎ)一般的に美味しいビールは「泡が濃厚であること」と言われます。 なぜかというと、ビールの泡は香りや炭酸を揮散させない蓋の役割を持つからです。また、泡がビー