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【豆知識】エールビールと『ブライダル』

こんにちは。
水島ひらいちの八重です。

今日もビール検定のテキストから紹介する豆知識です。
上面発酵ビール(エールビール)が普及されるきっかけになったのはイギリスなのですが、イギリスではビールを提供してくれる居酒屋のことを『エールハウス』と呼びます。

そして、エールハウスを経営する女性のことをエールワイフと呼んだりします。ワイフは妻を指しますね。ではなぜ妻を意味する「ワイフ」が使われているのか。


広告記事とかではないですが、エールといえば「よなよなエール」が有名ですね。
ビールってグビグビ飲むためのものじゃないんだな…と初めて感じました。

実は、エールビールは当時のイギリスでは婚礼の祝い酒であり、結婚という言葉と相性が非常によかったんですね。
女性を表す「マダム」でもよかったのでしょうが、その文化的背景や「ハウス」との韻の踏み方が同じということから「ワイフ」が選ばれたのでしょう。

ちなみに、婚礼の時に供されるエールビールのことを『ブライドエール』(新郎新婦のエールビール)と呼んでいたのですが、それが訛って「ブライダル」という言葉が生まれたらしいです。

※私はこの説に関して懐疑的でして、そもそもブライダルという言葉は形容詞で、名詞→形容詞の語形変化はLogic→Logicalのように"-al"をサフィックスとして加えるのが一般的なため、少々こじつけな気もします…が、あくまで一説として覚えといたら損はないかもしれません!

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