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中学生のいじめ、原因は自分?!不登校から明るい未来へ!

「いじめられる子は、その子に原因がある」
そういった言葉を聞くと、え?と思います。いやいや、いじめる方がいなければ、『いじめ』という言葉はなりたたないはずですよね。
じゃあどんな原因があったら、いじめても良いのでしょうか。
どんな原因だったら、いじめられる側が悪い、となるのでしょうか。

私が思うに、いじめられる側が悪い。となる原因は1つだけです。
その子が散々いじめをしてきてしまった。
その場合は、自分がいじめられる側になったとき、原因は過去の自分にあると思います。

多くの場合は、いじめられる子には原因はありません。
人と違った個性があったとしても、だからっていじめられて良いわけがありません。
中学生のいじめは、いじめる側が相手を受け入れられないから、嫌がらせをするのです。

中学生にありがち容姿・行動が気持ち悪いと言われる

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そういわれてしまう子、クラスに1人はいますよね。
逆に人気者になる子もいるでしょう。
私も中学生の娘がいますが、「○○って男子が気持ち悪い」という時があります。
なんで?と聞くと、「ずっと貧乏ゆすりをしているから」と言います。
う~ん・・・、確かに人がずっと貧乏ゆすりをしているのを見たら、良い気分にはなれませんよね。でもその子も同じクラスで同じ空間にいるわけだから、受け入れなければいけません。

しかし中学生という年頃は、この「○○は気持ち悪い」という言葉を、複数人で共有して、気持ち悪いから話しかけない。気持ち悪いから無視する。気持ち悪いからグループにいれない。と、なりがちです。
本来なら、個人的に関わらなければ良いこと。いじめをするようなことではありませんよね。

人と違った事をしていると、それがカッコいい!と思われるか、調子に乗ってる!と思われるか、気持ち悪い!と思われるか・・・。また自分は違った事をしているつもりなんて全くないのに、気付いたら無視されるようになった。そんな場合もあります。

中学生が、人と違うことに過敏に反応してしまうのは、今ある学校の校則の厳しさかもしれませんね。小学校・中学校・高校・大学あるいは専門学校のうち、中学校の校則が一番細かいですね!
といっても、私の中学時代(数十年前・・・)に比べると緩くなってきていると感じますが、「個性を受け入れる」という事に関しては、この校則というのは心の感情が育たないのかもしれませんね。


1人で解決しようとしないで

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容姿、行動を馬鹿にされた。周りが自分を避けているように感じる。
恥ずかしいことをしてしまった。
こんな場合で、いじめを感じる時は、早めの対応が良いです。
家族でも、先生でも、相談しましょうね。

女子に多い八方美人&嘘つき


これは、誰もが経験しているかもしれません。本当に多いと思います。
あっちのグループとも仲良く、こっちのグループとも仲良く・・。女の子同士でも仲の良い子を独占したいという気持ちはあるでしょうから、トラブルになることもあります。
両方と仲良くしたいという思いならまだ良いのです。
良くないのは、あっちのグループで悪口、こっちのグループで悪口・・・。
これは良くないですね。

こういう場合は中学生に限ったことではありません。大人になってからでも、社会へ出て・・・ママ友の間で・・・トラブルになることは目に見えています。
しかし、ここでも、個人的に関わらなければ良いことですが、中学生はそうはいきません。
友情関係が険悪になり、いじめにつながることも十分に考えられます。


自覚がある場合は改善してみよう


普段から嘘のないコミュニケーションをとりましょうね。
断りづらくてつい嘘をついてしまった。ってこともあるかもしれませんが、それを繰り返してはいけませんね。


保健室登校、不登校、全然OK!


いじめは本当になくなりませんね。ちょっとした無視から、暴力まで・・。
中学生は特に些細なことがきっかけでいじめになるのです。
いじめの解決法はパソコンの使い方マニュアルのようにパターン化されるわけではありません。本人にしかわからない気持ちがあります。

解決したいけど、もう友達と話せる状態じゃんないんだよ・・・。
そんな子もいると思います。

嫌なことがあって学校に行きたくない。お腹が痛い、頭が痛い、憂鬱でしょうがない。そうなったとき、親は意地でも行かせようとします。

今ここで学校を休むことを許してしまったら、この先休み癖がついてしまう。これから先まともな大人にならない。
そう思って、もう抱っこもできない大きな体を引きずりながら学校へ行かせようとします。

でも、学校へ行っても辛い思いしかしないなら、辛くて泣いて帰ってくるだけなら、行かなくたって全然良いと思うのです。
前向きに登校しないのなら、学校へ無理やり行っても自己否定を強めるだけですね。
保健室登校ができるなら、保健室へ通うだけで十分です。
規則正しい生活を送ることが大事です。

すでに不登校になってしまっている。というなら、不登校だって問題ありません。
人生というもっともっと大きな時間で考えると、中学時代の不登校はほんのわずかな時間です。少しお休みしているだけです。大丈夫です。

高校からだって楽しい生活ができます。
家にいながらでも、自分の将来へむけて前向きに努力しましょう。
自分の将来のしたいことを見つけて、それに向けて努力できることは素晴らしいことですね。

いじめからの明るい未来へ!まとめ

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・容姿や行動でいじめられる場合は、1人で解決は難しい。早めに相談を!
・嫌われてしまうことをしたな。と自覚があるときはコミュニケーションをとろう!
・不登校でも「自分の人生終わった」などと思わないで。
これからまだたくさんの時間と出会いで明るい未来を作れます。
・いじめを経験した子はひとより多く人間関係の勉強をしています。これから先、信頼できる人を見つけられるはずです。

中学生。体は大きくなっているけれど、心はまだ成長途中です。
大人だって日々成長なんです。1人で解決しようと思わず、相談しましょう。



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