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【note川柳】#25:お題は「USA」(121~125)

心はZ世代! 身体は還暦過ぎた昭和人! Z世代応援団のじーじです⁉

さて、今回の川柳はアメリカ合衆国、The United States of Americaをお題にしました。

じーじは、米国西岸(ワシントン州2年、オレゴン州2年)に4年とハワイ州マウイ郡(マウイ島)に3年、計7年の米国駐在を経験しました。

戦後最も影響を受けた国、米国! そんな米国をお題に川柳5句チャレンジです。

中国は「美国」日本は「米国」や

中国人にとって米国は「美しい国」、日本にとっては「米(こめ)の国」と書くと何となく、広い国土を中国は美しいと形容し、日本はお米が沢山とれそうだとソロバン勘定で形容したのかなと想像してしまいますが、そうではありません。

「可口可乐」って何のことか分かりますか? コカコーラの中国語です。
これって中国人が読んだ時に「coca cola」に近い発音になるように字が当てられています。単に音が似ているというだけでなく、漢字選びのセンスも良くて口に入れたらスカッとさわやかといったニュアンスもこの漢字に込められています。

日本語にはカタカナがあるので直ぐに和製英語(日本語だけの特別な使い方、例えばサラリーマンやオフィスレディといった独自英語、発音が英語と全く違う棒読みのカタカタ読み英語)が誕生しますが、中国は全部漢字を当てる必要があるので当て字センスが磨かれています。

当初「亜米利加・亜墨利加・亜美利加」とアメリカを表記していたのですが他国の表現に使われる「亜」を避けて「利幹・利賢・利堅・里賢」とアメリカを「メリケン」と表記した日本では「米」の字が使われアメリカを「米国」と表記するようになったそうです。

一方中国は「利坚」がアメリカだったので「美国」となったようですよ。

ちなみに亜国は「アルゼンチン」を表わします。

日本より近所づきあい実は蜜

じーじは、米国に通算7年駐在しました。

ワシントン州2年、オレゴン州2年、ハワイ州(マウイ郡)3年です。

この内、シアトル(正確にはベレビュー)とマウイでは、コンドミニアムに住みましたが、オレゴン州では一軒家に住みました。

お庭の広い一軒家。実は、芝刈りが結構面倒なんですよ。

特に面倒なのがWeed(雑草)の処理、中でも質が悪いのがタンポポ、油断するとタンポポだらけの庭になってしまいます。
そして芝のエッジをきれいに刈ることも超面倒なのです。特に道路に面した家の前の芝がきれいにエッジを効かせた芝刈りができていると見栄えがいいのですが、結構難しいのです。

エッジ処理用の道具もあるのですが、じーじのような無精者には面倒なのです。結構みなさんはきれいに芝を刈るのです。
こんな道具を使った芝刈りがお父さんの週末のお仕事です👇

ある日、お隣さんが見かねてじーじの代りにエッジを刈ってあげるというので、なんてありがたいことだとお任せしたところ、土建工事の後かと見まごうほどのひどい出来栄えに「次からは自分で努力しよう」と思いました。

こんな風に案外米国人との近所付き合いは親密ですよ。
うちの子がお隣の屋根裏部屋で寝てしまったのを迎えにいったり、隣の子が入り浸ったり、手作りのお菓子やおかずをいただいたり、あげたり(川柳では密ではなく「蜜」の字を当てました)の親密なご近所づきあいのお陰で快適な海外生活が送れました。

▼フォローしているnoterのyahoiさんの隣人は、雪の世話までしてくれます。なんてフランクな隣人たちでしょう。最近は、芝刈り機の話題も⁉

加州とはジャポニカ米の産地なり

カリフォルニア州を漢字では加州と書きます。ジャポニカのカリフォルニア米は、米国駐在の際に初めて食べましたが、結構いけるんですよ。

じーじたち家族が北米駐在していた頃のカリフォルニア米でよく購入していたのは、国寳(国宝)ローズや錦といったブランドを購入していました。

日本はどうしてこんなにお米が高いんだろうと思えるほど当時は安かったと記憶しています。

ちょっと調べてみると両ブランド(国宝ローズと錦)とも今でも健在で米国駐在の家族に重宝されているようです。

ただ、今は「田牧一郎」さんがカリフォルニアで育て、あっと言う間に世界中に広がったカリフォルニア産のコシヒカリ「田牧米(TAMAKI)クラシック(コシヒカリブレンド )」と「田牧米ゴールド(カルフォニア産コシヒカリ品種)」がおいしいお米ランキングのナンバー1、ナンバー2だそうです。

多様性それこそ国の原点さ

じーじなんかは大学入学で東京に出てくるまでは田舎暮らしだったので外国人に合うことはありませんでした。

大学に通う道すがら外国人に「あなたは神を信じますか?」と日本語で声を掛けられたのが初めて交わした異文化コミュニケーションでした。

でも大学時代も外国人に合うなんてことはめったにないことで、一般的に多様性には縁のないのが昭和人でした。

米国に行ってまず驚いたのは人種の坩堝(るつぼ)です。最近は、坩堝とは言わずに人種のサラダボウルと言うらしいのですが、散歩をしているととにかく街で出会う人は肌の色も瞳の色もバラバラで多様、そしてみんな気さくに「ハーイ」と声をかけてくれる。そんな国がアメリカでした。

「るつぼ」(英語でメルティングポット)がアメリカ合衆国、るつぼの中で溶けて混ざり合う金属がアメリカ国民(移民)を指していました。

一方、サラダボウルは野菜を入れる容器です。「サラダボウル」がアメリカ合衆国、トマトやキュウリなどサラダの具の野菜がアメリカ国民です。
サラダのように具が混ざりつつも、カタチが残る状態を表しています。つまり、それぞれの個性や文化が活かされ、尊重された状態、という意味で使われるようになったようです。昭和人は覚えてくださいね⁉

同盟の絆を保ち新時代

日米同盟の絆に傷をつけた民主党政権。沖縄の基地問題で沖縄県民とも米国ともにしこりを残してしまったという点では、責任重大だと思います。

▼いつの時代も大切な日米同盟👇

米国にとって国の歴史の短さは、ある意味でコンプレックスなのです。一方でヨーロッパの国は、その逆、長い歴史と過去から世界をリードしてきたことがプライドなのです。

欧米の微妙な力関係の中で戦後の日本は米国とのパートナーシップで復興を果たしました。

米国は、歴史は短くても多様性によるイノベーションによって常に世界をけん引する発展を遂げ、世界一の経済大国であり続けました。

そして世界の警察として、日本はその傘の下で伸び伸びと経済復興を果たすことができたのです。恩を仇で返すような政治的愚策はいけません。

日米同盟がしっかりしていないと、歴史の長さなら負けない中国の経済的台頭、かつてのソ連復活を夢見る独裁者が牛耳るロシアのならず者化、そんな時代の中で八方美人ではいられなくなってきた日本。

大切にすべきは日米同盟の絆ではないのでしょうか。。。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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