【じーじは見た!】後編:部活改革はどうなっているの?
心はZ世代! 身体は還暦過ぎた昭和人! Z世代応援団のじーじです⁉️
じーじは見た!シリーズでは、教育も注目テーマにしてきました。その中でもちょっと気になっているのが「部活の地域移行」です。
スポーツ庁のホームページから関連情報を見てみましょう。
本編は後編です。前編から読んでいただけると嬉しいです。
✅将来のスポーツ庁長官候補はどんなことを言っている?
為末さんは、理論派だし、将来のスポーツ庁長官候補かもしれませんよ。
ちょっと地味なので青山学院大学の原監督ほどの発信力はありませんが、中学校の部活改革の「ありたい姿」を上手に解説してくれている動画がありました。
スポーツ庁のホームページに戻る前に為末さんがどんなことを言っているのかを聞いてみましょう。👇
為末さんは、先生の働き方改革で学校部活動の維持ができなくなったからということを地域移行の目的にしないで「スポーツをやりたい」という子供たちの期待に応えるスポーツシステムにしようという目的をしっかりと見据えて過去の岩盤規制を改革していきましようと言われています。
どこの世界にも既得権益維持の障壁は高いようで、じーじは知りませんでしたが、中体連とか高体連の大会、例えばインターハイといった全国大会には、学校名でしか出場できない縛りがあるようなのです。
為末さんは、地域移行と同時にそういった1964年の東京オリンピック当時にできた時代に合わない縛り、ルールを変えて学校名での出場の縛りをなくそうと提案されています。
人口減少・子供の減少が予見できた20年以上前から検討だけはされてきたようなのですが、昭和人の美徳は変えずに前例踏襲なので、20年間検討はすれど、変えるという結論は先送りしてきたのです。
ただ、部活動の地域移行でいよいよ岩盤規制も変えざるを得なくなってきたようですよ。
でも、変えそうにない頑固な昭和人支配の団体もありますよ。
例えば高野連あたりはどうなのでしょうか?
真夏の40℃の中、甲子園でトーナメントをやる。絶対に熱中症で犠牲者が出るまで続けますよ。頑固な年寄り支配下で、現状を変革することはあり得なかったのがこれまでの日本です。
でも、ジャニーズ事務所が看板を掛け替えました。昭和人支配の時代は変わり始めています。
✅部活動改革ポータルサイト
スポーツ庁のホームページには部活動改革ポータルサイトが準備されています。
でも中を見ていくと予算がないんだろうなと思えますね。
紹介できる事例なんて全国に山のようにあると思うので、そういった最新事例を共有できるといいのですが、なかなかタイムリーにデータを更新するといったことは難しいのでしょう。
せっかくのポータルなのに、全国のベストプラクティスも各地の悩みの最新情報も共有されるようなポータルになっていないのは残念ですね。
スポーツ庁の中にこのポータルを運営する専門部隊を充実していかないと、毎年予算付けて外注していたら、年度前半はデータ更新なしの状態が続きますよ。
少し古い令和3年度の実践研究事例集です。こういった少し古い情報しかないのは残念ですが、このポータルはきっと充実していくことでしょう。していくとといいな、かな。。
✅室伏長官頑張ってね!
こども達は室伏長官を知らないかもしれませんが、2004年のアテネオリンピック・ハンマー投げの金メダリストなんですよ。
本大会では銀メダルだったのですが、金メダルの選手がドーピング違反で失格のため繰り上げ金メダルに記録が後で訂正されました。
日本人がハンマー投げで金メダルなんて、奇跡のような方でした。ユニークな練習方法を始め理論派で知られ、理詰めなフォームで世界トップに立った方でした。
まだまだ上記の動画のように長官自らが体を動かすことができますから動画をどんどん上げていただいて、スポーツを保険体育の先生と一緒に盛り上げていってください。
日本の部活動システムは素晴らしかったと思うのです。
でも時代を先読みした変革には消極的で、とにかく前例主義を貫き通してきたことで、どうしようもなくなってから仕方なくの変革です。どうしようもなくなってから強引に変えると軋轢を生み、かつ現場が混乱します。
室伏さん、為末さんといったスポーツ界のレジェンドたちが若い人の意見を組み入れて、スポーツを牛耳ってきた組織の改革を進めていってください。
頑張れ日本!
頑張れZ世代!
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