【じーじは見た!】前編:部活改革はどうなっているの?
心はZ世代! 身体は還暦過ぎた昭和人! Z世代応援団のじーじです⁉️
じーじは見た!シリーズでは、教育も注目テーマにしてきました。その中でもちょっと気になっているのが「部活の地域移行」です。
部活の地域移行は、どういう訳か文部科学省ではなくて、スポーツ庁(室伏長官)が責任官庁のようで、室伏さんが頑張っています。
✅室伏さんは頑張っているんだろうけど?
どうやら運動部活動は文科省の手を離れてスポーツ庁が主管官庁として予算の執行権限を持つようになるのでしょうかねえ?
若手の先生に責任を押し付けてきた中学校・高校の運動部活動ですが、部活の顧問だからという理由で休日まで無理をさせてきたものの、働き方改革のご時世では、もはや持続可能ではなくなりました。
室伏さんの動画の他にもスポーツ庁のホーム画面には「KUROBE型地域部活動」の紹介や「中学の部活の地域移行に不可欠な地域スポーツ指導者の育成」のURLが貼り付けてあります。
令和5年度から始まった部活動の地域移行は上手くいっているのでしょうか?
✅KUROBE型地域部活動の課題は?
お上がやってくれる、学校がやってくれる、そういう施しをしてくれるのが当り前と思ってきた私たちに「休日まで学校では面倒を見ません」という現実を突きつけられているのです。
先生の善意に頼ってきた今までのやり方は、1964年の東京オリンピックを機に日本独自に作り上げてきたガラパゴスルール。
さあ、突き付けられた現実に黒部市はどのように対応されているのでしょうか?
KUROBE型の地域移行は、平日は従来どおり学校で教員による部活指導をするものの、明峰中学の女子バレー部、男女バスケットボール部、アーチェリー部の休日部活動及び明峰中学と清明中学の合同部活動では陸上、柔道、剣道が、各競技団体の協力を得て、競技団体から地域指導者が派遣されて実施されているようです。
そして2021年からモデル事業として始まり、2022年には、受益者負担として保険料・活動費・指導者謝金等の諸費用の一部負担が始まりました。
「個人の保険料」年額800円と「活動にかかる参加費」月額500円(年額6000円)、年額6,800円の集金が行われました。
このあたりの保護者負担が、地域のスポンサーの存在や善意の寄附の金額差など地域によって大きな差になるものと思われます。
そんなことを各自治体に「やっとけー」と丸投げせざるを得ないほどに改革実行を優先せざるを得ないのなら、中学生自身に考えさせる方が余程よい解決策ができるとじーじは思います。
大人が箸の上げ下げまで指導して、何から何まで準備して施してあげなくてもこども達による部活運営アイディアの方がきっと大人が良かれと思って考えるやり方よりもいいものができると思いますよ。たぶん。。。
✅千葉市柏市の事例も見てみましょう!
令和2年のガイドラインからスタートして、部活動の地域移行を計画的に進めてきたという点では、柏市には既にノウハウが貯まっていると思いますね。
柏市地域部活動推進協会が、旗振り役、つまり司令塔になって、各エリアマネジャー(各競技毎)を束ねて、エリアマネジャーが各種団体の司令塔になるという組織で運営されています。
でもこういった改革を司令塔として、はたまたコーディネーターとして各種団体との調整役となって、そして父兄には経済的負担を求め、指導者への報酬設定等を行う「地域部活動推進協会」には、ものすごい権限を与えないと機能しないでしょうね。
じーじのところには中学生のこどもがいないので、今、どうなっているのか詳しいことは分かりません。
ただ、こどもをど真ん中に置いた政策をするんですと言うのなら、こどもが健やかに育つためにスポーツを楽しむことは一丁目一番地の政策だと思うのですが、文科省を楽にして、スポーツ庁と各地方に「やっとけー」では、教員を含めた地方の皆さんはきっと苦労されていますよ。
後編でもう少し見てみましょう。
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