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繋がって繋がって、また繋がる。

オーストラリアに来て5年とちょっと。メルボルンに住む私と日本が繋がる方法が何かないものか、と考える日々。それも、私らしい方法で。

2019年にオーストラリアで蜜蝋ラップと出会って以来、ゴミ問題は私のライフワークのひとつだと思うようになり、この切り口がしっくりきそうな気がしていたところ。

所変わって我が故郷宮崎県で去年、高校時代の友人が始めたお弁当屋さんは(@naoni_giri70 )いつか行ってみたいお食事処のひとつ。地元の旬の食材を使った無添加のお弁当。

あ、好きだわ、な直感ビビビ。

彼女のお店の様子(特に「こども弁当」のくだり)を見ていると、ビビビン!ってアイデアが降りてきて、秒で連絡。

私の頭の中にあったアイデアをそのまま文字に起こし、まだ完成もしていない材料となる古布の写真をイメージだけでもと思って送信したところ、二つ返事で話が前進。

お弁当を持ち帰る時のプラスチック袋を繰り返し使うことの出来るもので代用出来ないかっていうもの。その名も「かえるふくろ」。使い方はこれからもう少し話を詰めていこうと思っているから、今はふわっとこんな感じの説明になるけれど。

「またヨリミチしてかえろ」みたいな、そんなかんじ。

と、「かえるふくろ」のストーリーを綴ってはみたものの、実は密かな下心がチラチラチラッと。離れて暮らすお母さんと繋がることが出来ないかな〜とこれまたずっと暗中模索していて。特に、今年お母さんが仕事を退職してからというもの、その思いは強くなる一方。いつまでも彼女の好きなことで社会と繋がっていて欲しくて。繋がっていたい欲なんだか強め。読書や四人の孫への縫い物、編み物と日々いそがしく過ごしているよとは言っていたけれど。お母さんもノっかってくれたことだし、はじめての試みまた少し前進。

袋は私がオーストラリアで材料を調達し、母が宮崎で縫い上げてお店に届けるような仕組み。ちなみに、布は新品ではなく、ヴィンテージの布を採用。できるだけ環境負荷は小さくしていたい故、ここは外せない。お母さんの好きと私の好きが合わさった作品に仕上がる予定。

こうした機会をいただけることに感謝しつつ、拙いミシン技術ではあるのだけれど、第一号は自分で縫ってみることに。

「かえるふくろ」

出来上がりやいかに。

日本が秋になる頃にばあちゃんの味噌作りに参加するべく帰国するので、お弁当屋さんにも寄ってみようと楽しみ割り増し。

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