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【Python】相場概況の把握ツール!(株、金利、コモディティ等)

株、金利、コモディティ、インデックス、ETF、バリューグロースといろいろな指標を一気に確認し、相場概況が把握できるツールを作りました。

今、相場で何が起こっているのか?一目でわかるツールです。

Twitterで週1ペースで、このツールで取得した情報をツイートする予定なので、ツールは有料とさせてください。この記事ではツールの仕様(図の見方)と概況の確認方法を説明したいと思います。

このツールで分かる事。
主要インデックス、メジャーETFの推移
インフレ関連の確認。(金、銅、素材、金利、ドル、BTC)
金利の推移(イールドカーブと米国10年債金利 )
バリューグロースの優劣
小型・大型の優劣
業種別の優劣

下記のような図で、現状が確認できます。

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図を説明しようと考えていたのですが、
ふと疑問を感じました。
i-phoneに説明書は付いていません。
「良いプロダクトは見れば使い方が分かる」ものです。

思い直して、少し修正を加えつつ、「説明がなくても分かる!」を目指したつもりですが、やはり少し説明は必要だと思うので、簡単に説明をしたいと思います。

1.図の見方について(ツールの仕様)

図の左半分は、180日(約半年)の各銘柄の価格の推移をチャートで表しています。(営業日ではなく、純粋な経過日です。)

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図の右側は主要な銘柄の5、20、60営業日前からのパフォーマンスを表しています。

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パフォーマンスの確認ポイントは4つあります。

4つの確認ポイント
 ①60営業日のリターン順に表示されます。
 ②上記の表示順で右側に5営業日のリターンが表示されます。
 ③左側の薄い色は60営業、濃い色は20営業日のリターンが表示されます。
 ④色分けは下記を表しています。
  ・青色:メジャーEFT
  ・橙色:バリュー・グロース&小型・大型
  ・緑色:主要Index

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図の真ん中にあるイールドカーブは下記の仕様です。

イールドカーブの仕様
 ①1,2,5,10,20,30年の米国債の金利で構成されています。
 ②濃い色が現在値を示しており、薄くなるほど古いものを表しています。
  現在値から、5、20、60、120営業日前を示します。

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2.相場概況の確認方法について

では、実際に図を見て、最近の状況を確認してみましょう。

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例えば、左側で半年間の推移を見て、下記の様に状況が確認できます。

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そして、右側で下記の様に、中期・短期のパフォーマンスが確認できます。

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以上を整理すると、ダウが強く、ナスダックが弱いのは、情報が弱く、素材、金融、エネルギーが強い事が要因として考えられます。

原油、銅、金などのコモディティが上昇しており、これらの価格上昇で恩恵を受けそうな業種、短期的なインフレで業績が良くなりそうな業種が好調になっています。また、金利も中長期で上昇している事から、金融関連も好調です。

情報関連等のグロース株は特に小型株を中心に調整中ですが、反対にバリュー株や高配当株は好調です。これらを見ると、今後の業績回復期待からオールドエコノミーの業種に見直し買いが入っており、ハイテク株は、高すぎたバリュエーションの調整が起こっているように見えます。

しかし、先週は、原油、銅などのコモディティの上昇が一服し、ナスダックや半導体関連が反発しています。

この反発が、一時的なものなのか?持続するものなのか?
原油、銅、金利等の今後の動向が気になるところです。

どうでしょうか?

今の概況がパッと見て把握できたのではないでしょうか?

何かの役に立てば幸いです。

Twitterで週1ペースで、このツールで取得した情報をツイートする予定なので、良かったらツイート見て状況を確認してみてください。

今回のツールはツイッターでこの情報をつぶやくのと、自分が相場を把握する事を目的として作ったので、有料とさせて下さい。

このツールを自分で使ってみたいという人へ、下記でソースを公開します。

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