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9.市役所に電話しました。

こんにちは、Takenoyaです。

前回は金融機関に行ってきましたが、今回はその翌日のお話です。

障害者グループホームを建てるために、いくつかの事案を、同時進行していかねばなりません。
今日はそのうちの一つ、『行政への働きかけ』についてです。


融資同様、こちらも外せないファクターになります。


まず以前にも書きましたが、
人員や建物などの「設置基準」を満たして、行政から


指定(認可)


を受けないことには、始まりません。

(通常は県から認可を受けるが川越市は中核市なので市役所で大丈夫)


いざ

障害者福祉課へTEL


福「はい、障害者福祉課です」

私「あ、グループホームの建築を考えている者なのですが…」


建物の事や定員の事などを聞かれた後、


福「えー、では住所はどちらになりますか?
市街化区域か、調整区域か、わかりますか?」

私「住所は〇〇です。ちょーせー…?かどうかはわかりませんが、周りは田んぼばかりで、かなり田舎ですけど」

福「ではまず、その件に関して、都市計画部の開発指導課へお問い合わせください」


はい、出ました。 

「この点は必ず指摘されるでしょう」

と事前に聞かされてました

『調整区域』!





調整区域とは

※以下表現には個人の所感が大いに含まれます😅
(↑正しくはwikipedia参照!)


○いわゆる市街地からは離れた場所で、農・林・水産業に関わる方の住まい、またその業務に関わる建物以外は、原則建てられない。

要するに「田舎」。




市街化区域とは

○基本、自由になんでも建ててよし。

要するに「都会」。




うーん、なんか田舎者が差別されているような気がしないでも無いですが。



でも、様々な効率化をはかり住みやすい街を創るコンパクトシティ政策ってのが推進されてますので、致し方ないところなのでしょうか。



しかし、なんでも効率化することが、人々の本当の幸せに繋がるのか…?

などなど…、ちょっと別の問題が膨らんでしまいそうなので、この件はここらへんにしておきましょう。
 


本題に戻ります


開発指導課へTEL




開「はい開発指導課です」

私「あ、私、障害者施設の開設を考えていまして…、当地が調整区域か市街化区域か教えてほしいのですが。住所は〇〇です」


開「少々お待ち下さい………

はい、ご指摘の地域は調整区域になりますね。施設というのは、通所ですか?居宅ですか?

私「グループホームという障害者の【住まい】になるので、居宅ですね」

開「少々お待ち下さい…………

はい、調整区域に居宅施設は建てられません。通所施設でしたら可能性はゼロでは無いのですが。申し訳ございません。ガチャ」





うーむ。
想定範囲内とはいえ、きびしい対応です。


調整区域には原則建物は建てられないが、福祉施設ならばきちんと審査を経て許可をもらえば大丈夫、と聞いていました。

なので


「調整区域だから、開発許可に向けての話し合いをさせてください」

と、こちらは言いたいのに、そこに行く前に、電話を切られてしまいます。


それにしても、自分の土地なのに、何でも自由に建てられるわけではないとは…、驚きました。

改めて、自分は何も知らないなぁと思いました…!💦




上記のやりとりを、コーディネーターTさんに伝えます。

すると、
「Takenoyaさん、懇意の市議会議員はいらっしゃいますか?」

との事。



いました、おひとり。



次回、「議員さんと市役所に行ってきた」
です。

今回も最後までお付き合い頂きありがとうございます。


つづく。

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