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営業・宣伝の失敗談!?

~鍼灸学校 講義のよもやま話~

こんにちは! はり・きゅう師の日野さとしです。

講義中、生徒からの質問で多いのが失敗談。
人の失敗を知ることで前もって失敗を回避したいのかな。
その気持ち、すごくわかる。

というわけで今回は、
「営業・宣伝の失敗!?」というテーマで書きます。

開業当時を振り返ると、「今だったらやらないよな」とか、
「もう少し効率的にするよな」と思う事は往々にしてあります。

僕がやってきた失敗談をさらけ出すことで、みなさんに効率の良い方法を考えるヒントになればと思います。

ということでいきましょう!

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あんた誰ですか!?

開業当初にやっていたこと、まず1つ目。

① チラシを持って近所をピンポン
まずは「知ってもらわなきゃ!」。と思い、治療院のチラシを片手に近所のお店や民家を片っ端からピンポンしまくった。

飛び込み営業、ってやつです。

気になる反応は、人それぞれ。
玄関で話を聞いてくれる人やインターホン越しで聞いてくれる人。
話は聞いてくれないが、インターホン越しから「ポストに入れといて」と言ってガチャっと切る人。
これはまだ良い方で、最初から話を聞いてくれない人がほとんど。
営業を経験したことのある人ならわかってくれると思うが、
まぁ「ショック」だった。

で、今考えてみると思うのですが、
「そりゃそうだよな」と。

だって、いきなり家にピンポンされて、いきなり宣伝されるんですもん。
自分が反対の立場なら、「あんた誰ですか!?」ですよね。。。
いきなり声掛けられて、「付き合ってください!」って言われるくらい引くと思いますw

実際、うちの治療院にも飛び込み営業が来ることがある。
一番びっくりしたのは、いきなり来て「ケーキ置きませんか!?」
「。。。なんで治療院にケーキ!?」
「でも…治療院にケーキも面白いかもな。。。」と一瞬思ったが、結局あまり話を聞かないで断った。

理由は、
『面倒くさかった』からだ。。


営業電話も少なくない。
営業電話なんて、真っ先に『怪しい…汗) 』になりますよね。

結局、飛び込み営業に対して抱くイメージは、
『面倒くさい』・『怪しい』なんです。

ましてや仕事をしている最中ならなおさらですよね。

そんなこんなでしたが、一通り近所を回って、飛び込み営業はやめました。

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既読スルー!?

そして2つ目。

② チラシを折り込み広告に出す
「効率良く宣伝するなら、まずは折り込み広告でしょ。」ということで、
はい。やりました。『折り込み広告』。

何部だったか忘れましたが、たぶん1000部ほどの折り込み数を依頼しました。

結果、典型的な失敗パターンだと気づかされました。
1人も予約連絡がなかったのです。

広告もやり方によっては効果を出すことが可能だとは思いますが、
たいていの反応率が0.01~0.3%だそう。
つまり、どんな広告でもやりっぱなしでは「効果なし」に等しいみたいです。

まとめ

① チラシを持って近所を突撃ピンポン
受ける印象は、『面倒くさい』・『怪しい』(突撃電話も同じ(汗))
ただ、面白いこともあったんです。

笑顔で話を聞いてくれた人からは何の進展も無く(←たいていはコレ)
話を一つも聞いてくれなかった、無愛想だった人からの紹介を受けて、
予約連絡が入ることがありました。

わからんもんですw

② 折り込みチラシ
ほとんどの場合は既読スルー。
どんな良い広告でもやりっぱなしでは「効果なし」。
継続して掲載する「タウン誌」などの方が、効果は期待できるかもしれません。


とまぁ、今回は失敗談を書いてきたのでネガティブな内容になりましたが、
まとめると、自分(治療院・お店)を宣伝するために効果的なのは、


『やりっぱなしでなく、直接行動する』ということです。

「経営は生き物」という言葉があります。
生き物はやりっぱなしでは衰退していき、責任を持って世話をすることで、
成長していくもの
だと思うのです。


でも、このような失敗を経験することでそれが見えてきたのも事実。
効果的な宣伝の手段や、
もっと言えば自分の宣伝に要する稼働が100%でなくても、
つまり、自分が動き回らなくても宣伝できる仕組み作りというのもあったりするので、それらも今後アウトプットしていきます。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
一緒に頑張っていきましょう!

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