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小説「俺のタマゴ」1話~


改(かい)「うわぁっっ!な、な、何コレ!?」

朝起きると、でかいタマゴがあった!

俺の股の間に
座った状態の俺と同じ高さ位のヤツが。


改「げっ!」


しかも少し、お尻の辺が濡れてるっぽい…

ちょ、、もしかしてこの歳で
漏らし……てはないな。

何となく、確認してみた。


改「………………………!?」


まさか、産んだ!?

俺が!?

いやいやいやいや

ないないないない!!

まず、生物学的にありえないし!
俺、男だしっ!!

って、突っ込むところ、そこじゃねぇだろ!

そうだ。まず、落ち着こう


改「すーはーすーはーすーはー」


めっちゃ早い深呼吸をしてみた。

けど、落ち着けるはずもなく


改「あーあーあーあーあーっ!!」


叫んでた!!


『どたどたどたっ』『トントントン!』


母「何、朝っぱらから騒いでるの?!」


改「!」


やべぇ、母ちゃんだ!!

どうしよう?このタマゴ


『ガチャ』


わーわーわーわーわーわーわーっ!!

俺は咄嗟に、座ったままタマゴに抱きついた!


改「タマーーーーーーーーーーーーーゴっっ!!」


母「何、変な格好してベッドに座ってるの?」


へ?


母「タマゴ食べたいの?朝食は卵焼き作ろうか?」

改「え?あ、あの、、これ」


俺は、デカいタマゴを指さしてみたけど


母「何?どうしたの?」

改「何って…」


このデカいタマゴが、見えてないのか?


母「早く着替えて来なさいね。卵焼き、焼いておくから」

『パタン』

改「………」

何事も無かったかのように、俺の母ちゃんは部屋を出て行った。

俺と、この存在感万点なデカいタマゴを残して。



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