また応募記事で先週最もスキに選ばれた
今度はスクリーンショットしてみたけど、こんな感じになったので、相変わらずアイティー技術がありません。
さて、前回の続きです。
と、その前に、昨日、火事が近所であったんですが、またあの古墳の近くでした。すげーな。あの古墳のまわりで、これで3軒目の火事やん。
こういうのって、大島てるには載らない。でも、近所はわかってるってパターンあるよね。やっぱ住む土地の歴史は古墳時代まで遡るべきだよ。
「残穢」も住んでいるアパートの建つ前の情報を、どんどん調べていく話なんですよ。その過程が、大好き!!
この話、小野不由美さんが出てきて、まるで本当に体験していることのように語っていくんです。
マジ小野不由美だから。だってゴーストハント時代の話から流れてくるよ。そして、私も愛読している「幽」での連載も関係してきて、おかしなアパートの歴史を辿ることになる。
小野不由美さんの旦那さんの綾辻行人さんも出てくる。
東京の話だと思って読んでいると、急に原因は福岡にあるって言われて、びっくりしたなあ。突然、隣に怪異がおりたったような気がした。
この話、北九州の炭鉱がからんでくるんですよ。
そして奥山家に伝わる、顔の変わる女の掛け軸が原因と言われだす。
ずっと実在の話が積み重なっていったから、私はこの北九州の炭鉱や奥山家も存在すると思って、北九州市の人に会えば、嗅ぎまわっていました。
いわく、顔の変わる女の都市伝説はあるそうです。ただ、それは掛け軸ではなく、トンネルに浮かぶらしい。そして、そのトンネルは炭鉱あとにできたラブホテルに行く途中にあるとか……。
ここで、知り合いの占い師夫婦に登場いただきましょう。
ふたりは映画を見たときに、「絶対にあそこが舞台だ。そのままんまだ」と思ったそうです。
映画の中で原因になった屋敷を訪ねるシーンがあるんですね。そこを差していると思われます。
それに、彼女のおばにあたる人は、炭鉱近くの娼館を営んでいたそうなんですよ。だから、炭鉱がやばいのは知ってる。でも表立って語られることはないともいってました。
映画も小説もそれ以上はつっこめないと思う、とも――。
さて、前にもいった通り、私は「残穢」が好きすぎて、前々から大ファンだった平山夢明さんに会いに仙台に飛びます。
仙台では有名な著者がきて直接小説の講評をしてくれる講座があってるんですよ。それに参加して、夜の懇親会で念願の平山夢明さんに会ったんです!
そして、どうしても知りたかったこと。
「残穢に書いてあったことはほんとうなんですか?」
を聞きました。
「ううん。あれは名前貸しただけ」
ひょー、じゃあ、小野不由美さんが考えた話なんだ。
もちろん。元になった話はあるんだと思うけどね。
いやー、まいったまいった。とっても素晴らしい!
昨年、Eテレでは「私宅監置」の特集があった。
沖縄はアメリカの占領下であったために、精神病院が普及せずに、多くが自宅で閉じ込められていたのだ。その特集。閉じ込められていた監禁部屋も、いまだ残っている。
これを見た人の多くが「残穢だ」といってた。
私もそう思った。
だって、「残穢」に出てきた同じ資料が出てきたんだよ。
あのリアル感。素晴らしい。
あんなホラー小説が書きたいと思うのでした。
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そして、チャット小説も始めました!3話まで公開されてます!またPCでも読めるようになってるみたい。
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