【風呂酒日和31-1】 大和湯(やまとゆ)

【風呂酒日和(フロサケびより)】
どこかで銭湯を見つけると、つい寄り道したくなる。
銭湯から出ると、つい一杯飲みたくなる。
そんな私がふらりと立ち寄った、心と体とお腹を満たす、銭湯と居酒屋をまとめたマガジン。

【風呂酒日和】〜ついでのお風呂、のついでのお酒〜｜日野笙 / Sou Hino｜note

北千住駅から商店街を進んでいく。
住宅街の方まで歩いていくと、突如現れる宮造り。ここが大和湯だ。

のれんをくぐると新しめな靴箱が見える。
リニューアルしたのかな、なんて思いながら入口へ進む。

入ってすぐ左手に受付。
入浴料を払いながら「あの〜タオルって...」と聞くと「あ、持ってきてないの？」と貸し出してくれた。
どうやらここは持参派の人の方が多いようだ。
申し訳ない。ありがたい。

受付の横には、テレビ、長椅子やちょっとした腰掛けがいくつか置いてあるロビー。瓶のコーラや細い缶のポカリスエット、紙パックのりんごジュースなどお風呂上がりに誘惑してきそうな冷蔵庫もある。

脱衣室に入ると、くるくると回るファンのついた照明と、キレイな天井が目に入った。ロビーや男湯の方まで見渡せる一続きになった天井。
木調で趣きがある。
脱衣室にも長椅子があり、ゆったりくつろいで談笑をする声が聞こえる。

身支度をすませて、浴室へ。