「唐辛子」を掘り下げたら、自分のストイックさに気づいてしまった。

辛いものが好きだ。
机の上に唐辛子の調味料が転がっていて、お題になっちゃうくらい好き。

夏に青唐辛子が出回るといそいそと醤油漬けを仕込み、旅先で辛味調味料を見つけるとついつい買ってしまうくらい辛いものに目がない私。
わさびや山椒などのピリッとする辛さも好きだけど、やっぱり一番好きなのは唐辛子の辛さだ。

一概に「辛さ」と言ってもその成分はかなり違う。
唐辛子の辛み成分はカプサイシンだが、山椒はサンショオール。そしてわさびやからしにはアリルイソチオシアネートという成分が含まれているんだとか。アリルなんちゃらは調べてみて初めて知りました。熱に弱く揮発性があるため、あの後に引かないピリッとした辛さになるらしい。
なるほどなぁ、確かにわさびとかからしって火を使う調理にはあまり入れないし、加熱すると辛さはなくなって風味だけが残る気がする。