ひなた | 恋愛体質シングルマザー

NY駐在妻のちシングルマザー。「男なしでは生きられない恋愛体質」の自分にお手上げ。中2…

ひなた | 恋愛体質シングルマザー

NY駐在妻のちシングルマザー。「男なしでは生きられない恋愛体質」の自分にお手上げ。中2女子と小2女子、時々パートナーの暮らしから、2022年夏、中2女子は私の元を去った。そしてパートナーと2023年死別。「自ら身体を離れたパートナーと私」「中3女子・小3女子と私」の新たな暮らし。

マガジン

  • パートナーは双極症・私とユキの場合

    離婚後、縁のあったパートナー(ユキ)は双極症という側面を持っていた。それを抱えながら信頼を積み重ねようとする手探りの日々。これからがスタートだと思った。しかし2023年1月、彼は逝ってしまった。

  • シングルマザーである私が長女と別居した

    2022年夏、溝が埋まらなかった14歳長女と別居することになった。母とはなんなのか。私が私らしく生きることは何を残すのか。

  • 離婚をしてからも学びはつづく・元夫との関係性

    離婚成立時、夫婦ではなくなっても子ども達の両親として「新しく関係性を築いていこう」そう思っていたけれど・・。抜けられないマウントする側・される側というパターンの繰り返し。ーーー本当は協力したいだけなのに。元夫との今と昔のキロク。

最近の記事

  • 固定された記事

ただのメスである自分にお手上げ【マントラが手嶌葵からビヨンセに】

私が苦しくなるのは、長女や元夫のこともあるけれど、双極症の側面を持つパートナーとの向き合い方でした。双極症のことはまた書こうと思うけれど、彼と過ごした1年ちょい・・・楽しくて、苦しくて、気持ちよくて、安心して、そして傷ついて、また苦しくて、自分でも訳のわからぬうちに振り回されて、大変でした。まだまだ序の口かもしれませんが・・。そしてこれからの事を考えると、不安でたまらない。怖くてたまらない。 不安感を抱えたまま、あらゆることが進みそうで進まない、なんだか歯車が噛み合わない感

    • パートナーは双極症【弱い私と子宮の答え合わせ】

      ユキが亡くなって四十九日も過ぎ、緊張状態から抜けた途端、心と身体の反応が毎日バラバラになっていた。パニック症状が出る日・今日は動けそう!と思うと身体が言うことをきかない日・身体はいい感じなのに、気持ちがついていかない日。そんな毎日の繰り返し。 心身が追いつかないのはわかっていたけれど、ユキが亡くなくなってから生理もストップして(元から生理不順で年に2回くらいしかなかったのが、ユキと過ごすようになってから2ヶ月に1回来るようになっていた)、私の子宮はどんな感じ?と気になり、め

      • パートナーは双極症【周りを傷つけ進み、ユキを利用して】

        溢れ出して止まらない感情を引き連れたまま、ユキがいないことに段々慣れていく生活。そうやって慣れていくことも嫌だった。手放さなくてはいけない、手放したくないが引き合う不安定さ。 変わっていく季節に残酷さすら感じた。光が、匂いが春を感じさせるたびに、「温かくなるまで・・それまで数ヶ月は」と思っていたことを思い出す。 春が来ることに希望を持って、次女と球根を埋めた。ユキが好きだった私の手作り味噌も仕込んだ。 球根の芽が土から顔を出す。味噌の発酵が進んでいる。温かい光。でもユキ

        • パートナーは双極症【押し込めていた感情が溢れ出す】

          ユキがが亡くなってホッとしている 人でなしの私。 亡くなっても尚、
彼に執着している私。 どっちの自分も嫌だった。 ユキが亡くなってから 押し込めていた感情が噴き出した。 もうそれは濁流のように、止まらなくなった。 ユキと過ごすことを選んだことに 後悔なんてない。 何を置いても、そうしたかった。 でも、それだけ押し込めて、押し込めて、 押し込めた感情があった。 https://note.com/hinataway/n/nb2051d19c259 表か裏か。 表と

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        • パートナーは双極症・私とユキの場合
          9本
        • シングルマザーである私が長女と別居した
          3本
        • 離婚をしてからも学びはつづく・元夫との関係性
          0本

        記事

          パートナーは双極症【死が怖いわけじゃなかった】

          ユキはICUに入った時から、 
いつ何があってもおかしくない状態だった。 


だから面会をすぐさせてもらったけれど 怖くて、触れることも、 名前を呼ぶことすらできなかった。 


彼から感じる絶望の振動が怖かった。 彼が持っていたもの。 自分も持っているもの。 誰のものだかわからないものまで感じて、 
怖くて仕方なかった。 それを覗き込み、 呑み込まれ、 膨れ上がっていく。 それが怖かった。 


ICUに入り1週間、 ユキの表情からそれが消えていた。


 身

          パートナーは双極症【死が怖いわけじゃなかった】

          パートナーは双極症【1人でも地獄 それならいっそ2人で味わえば】

          境界線なんて 引いては消え 引いては消え 自分軸なんて 自ら投げ捨てた 地獄で上等 1人でも地獄 それならいっそ 2人で味わえば ・・・と 自分なのかユキなのか 混ざりすぎて 生きることを 祈ることすらできなくなった ーーーーーーーーーーーーー 必死でNYから逃げ帰ってきたのに 離婚まで自分をブラさず 境界線を引き続けたのに ユキに対しては それができなかった ダメ ハナレルベキ 何度も思った 器用に賢く選択できたら どんなにいいだろうと

          パートナーは双極症【1人でも地獄 それならいっそ2人で味わえば】

          「嫌」を感じるこころと身体

          「嫌」を感じたくないと思えば思うほど、抑えこもうとすればするほど膨れ上がっていく。たとえ上手にしまい込んだとしても。こころのそれは、もう違和感として、気持ち悪さとしてそのままにはできなくなってきた。 身体もまた同じ。痛みや不快感を「嫌」として扱おうとそればするほど、痛みが増す。不快感があることを身体はより強く感じさせてくる。それがあることを受け止めると不快感・痛みの感じ方は変わってくるかなと感じている。 それを体感していても、「嫌」は発生するわけで。ここ数日の私の感じた「

          「嫌」を感じるこころと身体

          弱い私のままでいい

          朝、次女が起きてくる前の静かな時間。 「ごめんなさい」が溢れ出す。 たくさん、たくさん。 母は小さな私に言った 「あなたは弱い」と。 そして怒っていた。 「弱い私」を認めたくなかった。 「弱い私」であることがくやしかった。 時に強くあろうとしてズレていって、 時に弱くても許される状況を作り、 時に怒りというナイフを振り回した。 「弱くて何が悪い」そう開き直って。 忘れていく、消えていく 感じられなくなっていく 「有難う」 「ごめんなさい」は 元夫に、亡くなったユキ

          パートナーは双極症【身体を脱いでも命は続く】

          ユキが亡くなって半年が経った。 セラピーを受けながら、少しずつ、少しずつ、差し出された現実、落としてきた事実を拾うことをして、パニック症状が出ることも激減した。娘たちのことも、元夫とのことも、自分自身のこともひとつずつ、向き合っている道半ば。 あらゆることが同時進行の中、胸の奥にずっと無念さと悲しさ、寂しさが、後悔が居る。そして何故かわからないけどイライラしていた。ユキに心の中で話しかけない日はなくて。当たり前といえば当たり前・・。 無意識だったけれど、どんな形でもいか

          パートナーは双極症【身体を脱いでも命は続く】

          パートナーは双極症【ユキの死】

          こんなにも 底なしの 暗く 苦しい痛みが あることを知らなかった 悲しみも 苦しみも 痛みも もう嫌というほど たくさん たくさん 経験したと思っていた DVの日々も 鬱病の時間も 離婚への道のりも 比べものにならない ユキは、 私たちは 他人であって、 他人ではなかった 血の繋がりより 時に強く感じた とても近くて、 とても遠かった 時に恋人で 時に親子で 時に兄妹で 私たちは 境界線なんて引けなかった 適切な距離感も何もなかった 異常なほどに

          パートナーは双極症【ユキの死】

          パートナーは双極症【受け入れるのを待つ時】

          私、自分が思ってるより しんどいのかも、今の状況。 過食が止まらない。 甘いもの、しょっぱいもの、脂っこいもの。 彼に無理強いはできない。 今の彼の状態を本人もわかっていないのだから、 言葉にするもの難しそう。 でも、私も何がどうなってるのかわからない。 (受診していないので、 薬の服用や専門家のフォローがない状態。) 昨日は片道1時間半かけて仕事に行けた。 今日は体を整えるワークショップに一緒に参加。 明日はセラピーセッション。 明後日はまた片道1時間半かけて仕事へ。

          パートナーは双極症【受け入れるのを待つ時】

          パートナーは双極症【許せない・怖い・悲しい・・・その裏】

          双極症という側面を持つパートナー 私のパートナーは双極症(双極性障害)という側面を持っています。私が彼に出会う前に「双極性障害 II 型」という診断を受けたことがあるそうです。 しかし本人は双極症について調べると、自分が異常だと言われている感じがすると受け入れることができない状態です。また、病院に行くたび自律神経失調症や別の診断が下るというのも、薬や病院を信用できないと思う一因になっています。 パートナーの気分の著しい落ち込みはもう10年以上前から繰り返し起こっているよ

          パートナーは双極症【許せない・怖い・悲しい・・・その裏】

          シングルマザーである私が中2長女と別居した③【元夫の元へ行くのか】

          中2長女は2学期から元夫の実家のある他県へ引っ越し転向する、そんな話が頓挫し、彼女の居所はどこになるのか話が迷走しだしました。 そして長女の2学期からの居所がどこのなるのか決まらずにいる間に、長女から連絡から連絡が入ります。 「パパと住んでもいいかなと思ってきたから、パパのところにするかママの実家にするか、1週間考えてみる」 と。 三役ドラマへの招待状か・・?というな展開で、「パパの実家行き」の件が更にひっくり返りました。 『中2長女:被害者、元夫:救済者、私:加

          シングルマザーである私が中2長女と別居した③【元夫の元へ行くのか】

          シングルマザーである私が中2長女と別居した②【セックス中に・・】

          火に油の出来事 長女が元夫の実家で暮らすという話が前向きに進み始めてから、火に油のような出来事が起こります・・・。 私が今のパートナーとセックスしている間に長女が帰宅。(長女はお盆に元夫実家から帰省後、近所にある私の実家で寝泊まりしていました。)

          有料
          300

          シングルマザーである私が中2長女と別居した②【セックス…

          シングルマザーである私が中2長女と別居した① 【元夫の実家で暮らしたい】

          長女は2022年夏、我が家を出て9月新学期からは元夫の実家のある他県で暮らしたいと言い出しました。 長女と私の間での圧力はかなり高まった状態で、お互いが同じ屋根の下で暮らすことに限界を感じていた状態。 これまでもテスト前や2人の間の圧力が高まると、自宅から徒歩10分程度の場所にある実家に泊まらせてもらうというガス抜きはしていましたが、もう小さなことでいつ爆発してもおかしくありませんでした。 長女は夏のお盆の時期10日間近く一人で義両親の元に滞在しました。私からも、次女か

          シングルマザーである私が中2長女と別居した① 【元夫の実家で暮らしたい】

          自己紹介

          はじめまして、「ひなた」と申します。 転勤族・NY駐在妻から、2人の娘を持つシングルマザーになり2年弱、2022年夏に当時中2だった長女は一緒に暮らすこの家を出ました。 ずっと、多分生まれてからずっと・・折り合いの悪かった14年以上の彼女と暮らしは、自分の抑えてきた感情と向き合い、自分の本音を探し出すことでした。今もまだ、道半ば・・・現在、家から15分の場所にある私の実家で暮らす中3長女と関係再構築で向き合っているところです。 正しさとは程遠い、間違いだらけで不完全。