見出し画像

パートナーは双極症【押し込めていた感情が溢れ出す】


ユキがが亡くなってホッとしている
人でなしの私。



亡くなっても尚、
彼に執着している私。


どっちの自分も嫌だった。



ユキが亡くなってから
押し込めていた感情が噴き出した。
もうそれは濁流のように、止まらなくなった。


ユキと過ごすことを選んだことに
後悔なんてない。
何を置いても、そうしたかった。



でも、それだけ押し込めて、押し込めて、
押し込めた感情があった。


https://note.com/hinataway/n/nb2051d19c259


表か裏か。
表として押し込めていた感情を綴っていたけど、
実際の取り扱いは『裏』だった。
必死に思考で抑えた。





ただ悲しいだけならどんなに楽だろう。

純粋に悲しみに浸ることのできる人を
攻撃したい衝動すら沸いた。



悲しかった


傷ついた

憎しみ


許せない・・




濁流のように内側で暴れる否定したい私の一部。

取り除こうとすればするほど暴れ出す。



ユキが、ユキの身体がない悲しさ。喪失感。
許せない、と憎しみが膨れ上がること。
私のせいで亡くなったという罪悪感。
苦しみからも、痛みからも、現実からも
逃げることなんてできなくて。



枕に向かって叫ぶ、それしかできなかった。
それだけは、できた。
声なんて出ないと思ったのに、
腹から大きな声が出る。
長く、長く、息が続かなくなるまで。
何度も繰り返した。



もう、ユキのことを通り越して
今まで生きてきて押し込んだ全てが
溢れ出しているようだった。



どれも、間違いなく私の一部。
だから今は全部、共に連れていこう。



そう思った。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?