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ただのメスである自分にお手上げ【マントラが手嶌葵からビヨンセに】

私が苦しくなるのは、長女や元夫のこともあるけれど、双極症の側面を持つパートナーとの向き合い方でした。双極症のことはまた書こうと思うけれど、彼と過ごした1年ちょい・・・楽しくて、苦しくて、気持ちよくて、安心して、そして傷ついて、また苦しくて、自分でも訳のわからぬうちに振り回されて、大変でした。まだまだ序の口かもしれませんが・・。そしてこれからの事を考えると、不安でたまらない。怖くてたまらない。



不安感を抱えたまま、あらゆることが進みそうで進まない、なんだか歯車が噛み合わない感じが続いていたタイミングで、NY在住のお友達、霊能ママのセッションを受けられるチャンスが舞い込みました。


長女のことがまず口から出たけれど、私の本当の不安はパートナーとのこと。「双極症という波があるものと思って、それでも一緒に居たいと思うか?腹を括ると楽になる」その言葉に怯みました。「腹を括る」とは覚悟する、全てを受け入れなくてはいけない、そんな風に私は受け止めたから。



私の頭は、思考はもう無理だと言っている。今までの1年間を思い出し、そしてこれから大事にしてもらえるかわからないのに、全てを受け入れる辛さを選べない。でも別れるのは嫌。脳内大混乱。



でも次の言葉で一気にお手上げしました。




「もうね、魂?っていうか、
子宮がそれでも彼を手放したくないって言っちゃってるよ。」





もう・・・笑いが出る。頭もハートも無理だって言ってるのに、子宮が手放したくないって・・・それは論理的になんて動けない。本当に自分自身にお手上げ。





「もういいよ、ひなたさん。いいの。」




その言葉に涙が出る。ズバーんと、混乱していたものが抜けていく。私は自分を拒否しなくていい。もう抑えなくてもいい。安堵感と嬉しさが込み上げてくる。




自分では薄々気づいていたけど、拒否し続けていた本当の自分。 



男なしでは生きられない女であること。
ただのメスである自分。
恋愛することで頑張れる自分。
男がいてナンボ。



『母親という生き物としてバツで、シングルマザーとしてもあり得ない。パートナーの方を向いてはいけなくて(籍を入れていないと公私ともに認められないって感じてたけど、自分自身が否定してた!)、 その彼は、双極性障害の傾向があるから論理的に考えれば彼と一緒にいるのは自分のためにも、子どもたちのためにも良くないことだ。』という思考。



それもでも結局、本当の自分を抑え込みきれずに論理的に破綻して、彼といることを選んでいる自分に自分で戸惑い、苦しかった。



現在パートナーがいて、今一緒に暮らしていることを嬉しい、幸せと感じていること。大きな不安も感じていること。全部、ぜーんぶ味わっていいと思ったら、思いっきり彼にのめり込んで、振り回されていいとお手上げしたら、嬉しくて仕方なかった。



元夫のことで痛い目に遭ったのだから次は穏やかな恋愛とか、学びを得ないといけないとか、失敗したらいけないとか、子どもたち振り回してとか・・・そんなの、そんなのもういい。



私が娘たちとの間に課す約束は、「自分に嘘をつかない」ということだけ。 蓋を開けてみても、私は今自分に嘘なんてついていなくて、つけなくて。もう誰に批判されても、わがままに自分を生きてる。



 長女も私から離れて暮らしたいと、自分に正直な選択をしました。次女はもういつも笑っちゃうくらい、こちらが疲れちゃうくらい自分に正直。 


長女や元夫との事を取り扱うと、どうしても湿っぽくなります。このブログも最初はその湿っぽいのを吐き出さないと苦しくて言語化したくて始めたけれど、何か違う自分が疼いていました。湿っぽいのも確かに今の私の一部。それだけ、痛いも悲しいも経験したから。でも奥の方にはもっとやんちゃな自分がいる。



タガを外して、天国だか地獄だかわからない今を味わい尽くしていこう。




今までの私のマントラは手嶌葵がカバーするRoseだったけれど、これからはビヨンセのCozyにアップグレードです。



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